2019 Fiscal Year Annual Research Report
イネにおけるQTL×水ストレス×栽培技術相互作用評価に基づく理想型根系の提案
Project/Area Number |
15H02644
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
山内 章 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (30230303)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
犬飼 義明 名古屋大学, 農学国際教育研究センター, 教授 (20377790)
田中 利治 名古屋大学, 生命農学研究科, 特任教授 (30227152)
三屋 史朗 名古屋大学, 生命農学研究科, 講師 (70432250)
槇原 大悟 名古屋大学, 農学国際教育研究センター, 准教授 (70452183)
仲田 麻奈 名古屋大学, 農学国際教育研究センター, 助教 (70623958)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 可塑性 / 深根性 / 天水田 / 水管理 / 硬盤層 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)根の可塑性に関わる機能評価 ササニシキ、ハバタキ、ニッポンバレ、カサラスの4品種を用いて、土壌水分変動条件下での、節根伸長による硬盤貫入と深層での側根発達に関わる可塑性を評価し、ハバタキは一貫して、他の3品種に比べて、再潅水に対してより高い可塑性を発揮する傾向を示し、含水率が上昇し、貫入抵抗値が減少する時期に節根が硬盤層に貫入し、深層での側根発育が促進された。この可塑性が、吸水の促進を通じて、乾物生産の増加に貢献することを明らかにした。 さらに、根の可塑性は、土壌水分、土壌硬度に加え、肥培管理とも相互作用を示し発揮されることを実験的に証明した。 2)根の伸長方向に関する可塑性 深根性に深く関わる、根の伸長方向(角度)も、潅水方法に伴う土壌水分変動に応答し、可塑性を示すことを明らかにした。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)
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[Presentation] PLASTICITY AS THE KEY ABILITY OF ROOTS FOR ADAPTATION TO VARIOUS TYPES OF WATER STRESSES IN RICE PLANTS2019
Author(s)
A Yamauchi, M Nakata-Kano, E Kameoka, R Suralta, J Niones, Y Inukai, S Mitsuya, T Tran, S Owusu- Nketia, D Nguyen, Y Watanabe, T Kabuki, D Menge
Organizer
Rhizosphere 5
Int'l Joint Research
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