2017 Fiscal Year Annual Research Report
Construction of life science curriculum to acquire scientific literacy for high school student via scientific exploration
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15H02914
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
加藤 淳太郎 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (80303684)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大鹿 聖公 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (50263653)
神戸 敏成 公益財団法人花と緑の銀行, その他部局等, 企画情報課長 (00393108)
藤枝 秀樹 国立教育政策研究所, その他部局等, 教育課程調査官 (20741705)
星野 洋一郎 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 准教授 (50301875)
村井 良徳 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 研究員 (30581847)
田中 法生 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 研究主幹 (10311143)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 高等学校生物 / 植物 / 科学的探求 |
Outline of Annual Research Achievements |
三項目を中心に研究・素材開発等を行い、成果報告等を行なった。 『1. 教材化に向けて積極的に検討して行く項目』(1件の執筆と3件の学会発表):「ABCモデルの体験的学習教材」については、解体に適する八重咲き変異の材料検討と大学生での実践により、「雄蕊のみの花弁化」および「繰り返しユニット最後のガク消失」が学習者を混乱させる事を見出し、「震災によるかく乱」についての実践では、データ解釈の取り入れが学習者の主体的な考察参加を促す可能性を見出し、「植生遷移」については立体模型を用いたシミュレーション教材を作出、実践を行った。「不稔性で知られる三倍体ヒガンバナ」は、切り花花茎による交配と子房培養等の調査から、種子が獲得でき、探究的課題の題材提案を行った。 『2. 研究を継続し教材化もしくは教材的素材として検討する項目』(ダウンロードを想定した3件の映像教材開発):「花粉管伸長タイムラプス画像」は、昨年度試作を改良し、実験時に視聴する教材を作成した。「植物成長に影響する光質」で見られた波長による子葉展開抑制等についてもタイムラプス画像を作成した。「種子形成の進行の観察」については、子房の一部を切開した培養中の同一子房内での種子形成の定期的撮影画像のパワーポイントファイルを作成した。 『3.素材化を中心とした検討』においては、「植物由来紫外線防御物質の効果」について、防御物質と紫外線検知材ラベルを使用した教材を試作し一般向けセミナーでの実践を行い、「野生絶滅種を含む水草」については8件の学会発表を行なった。「胚珠形成が受粉後に進行するラン科植物」については、「受粉後の子房内変化と子房培養による試験管内種子形成へのオーキシンの影響」、「人為的オーキシン処理による単為発生誘導」などについて学会発表・論文執筆を行なった。 また、高校教員対象の現場状況確認のための質問紙調査に関し学会発表を行った。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(25 results)