2018 Fiscal Year Annual Research Report
Epigenetic modofication of neuronal nitric oxide synthase gene in skeletal muscle on glucose metabolism
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15H03082
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
檜垣 靖樹 福岡大学, スポーツ科学部, 教授 (10228702)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 宏暁 福岡大学, スポーツ科学部, 非常勤講師 (00078544) [Withdrawn]
須藤 みず紀 公益財団法人明治安田厚生事業団体力医学研究所, その他部局等, 研究員(移行) (10585186)
道下 竜馬 福岡大学, スポーツ科学部, 准教授 (10632028)
安藤 創一 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (50535630)
上原 吉就 福岡大学, スポーツ科学部, 教授 (70373149)
安野 哲彦 福岡大学, 医学部, 講師 (80551994)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 運動適応 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究1:2008年に特定健診を受診し、腎機能が正常で6年間追跡可能であった男性303名(平均年齢52.2±6.7歳)を対象とした。観察期間を独立変数、推定糸球体濾過率(eGFR)を従属変数とし、個々に観察期間に対するeGFRの一次回帰直線を求め、一次回帰直線の傾きをeGFR低下速度と定義した。自記式質問票を用いて、運動、身体活動、食事、喫煙、飲酒に関する9つの生活習慣について調査を行い、健康的生活習慣の保有数を7個以上、6個、5個、4個以下の4群に分類し、4群間におけるeGFR低下速度について検討した。6年間におけるeGFR低下速度は、平均-1.27±1.16ml/min/1.73m2/年であった。健康的生活習慣を7個以上有する群は、4個以下の群に比べてeGFR低下速度が有意に低く(p<0.05)、健康的生活習慣とeGFR低下速度は量-反応関係にあることが明らかとなった(p for trend <0.0001)。また、ベースライン時の年齢、BMI、eGFRで調整後,運動習慣があるものと夕食以外の間食が少ないものは、そうでないものに比べてeGFR低下速度が有意に低かった。 研究2:CKDステージ2に分類される平均年齢70歳の高齢男性(CKDステージ2)を対象に漸増運動負荷試験を施行し、乳酸閾値(LT)強度を決定した。LT強度を境に60%、80%、100%、120%、140%LT強度の多段階運動負荷試験を行い、各ステージ終了直後に腎血流量とカテコールアミン値を評価した。その結果、運動による腎血流量の低下はLT強度以降に観察され、その背景にはアドレナリンやノルアドレナリンなどの交感神経系亢進の関与が推察された。以上のことから、CKD者に対する至適運動強度はLT強度以下の運動であることが明らかとなった
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)