2019 Fiscal Year Annual Research Report
日本人英語学習者のインタラクション(相互行為)を通じた自律的相互学習プロセス解明
Project/Area Number |
15H03226
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
原田 康也 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (80189711)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | インタラクション(相互作用) / 自律的相互学習 / プライミング / 同調 / 共感 / オンラインリアルタイム学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
1 データ収集:原田康也(研究代表者)が担当する新入生向け授業3クラスの受講生80名ほどと森下美和(神戸学院大学)ほかの研究協力者が各大学で担当する授業の受講生などを対象として、IC レコーダ・ビデオカメラ・アクションカメラ・全天周カメラなどを適宜組み合わせて学生のインタラクションを記録した。研究代表者が担当する授業では、アンケート回答・授業時に作成する作文やプレゼンテーション資料・授業時のコミュニケーション活動の音声・動画記録などについて、参加者から同意書の提出を受け、独自の識別子 (ID) を用いて整理した。 2 データ分析:早稲田大学で収録したデータの一部については、桒原奈な子・河村まゆみ(研究協力者:言語アノテータ)を中心に書き起こしならびにアノテーション作業を進めた。赤塚祐哉(早稲田大学・本庄高等学院)など中高の教員とも意見交換を行いつつ、インタラクション・同調・相互作用・オンラインリアルタイム学習などについてどのような観点からデータ化すべきか検討を行った。 3 研究経過の報告と情報収集:国内では日本英語教育学会・電子情報通信学会思考と言語研究会・日本認知科学会・次世代大学教育研究会などで研究発表を行ったほか、2019年12月に早稲田大学にて複数の科研費の研究成果報告のための合同研究集会を開催した。外国語教育メディア学会関西支部基礎理論研究部会の主催で2020年1月に招待講演を予定していたが、直前に緊急入院したため中止となった。言語理論と言語処理に関する国際ワークショップ JWLLP(Joint Workshop on Linguistics and Language Processing) にて招待講演と複数回の研究発表を行ったほか、2020年3月に Singapore の RELC での研究発表を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催中止となった。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(19 results)