2017 Fiscal Year Annual Research Report
A Study on the Representation of 'Peaceful Uses of Nuclear Power' in Europe und the USA of the Cold War Era
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15H03257
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
木戸 衛一 大阪大学, 国際公共政策研究科, 准教授 (70204930)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市川 浩 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (00212994)
高橋 博子 明治学院大学, 国際平和研究所, 研究員 (00364117)
北村 陽子 愛知工業大学, 工学部, 准教授 (10533151)
佐藤 温子 大阪大学, 国際公共政策研究科, 招へい研究員 (20748264)
竹本 真希子 広島市立大学, 付置研究所, 准教授 (50398715)
小島 智恵子 日本大学, 商学部, 教授 (70318319)
友次 晋介 広島大学, 平和科学研究センター, 准教授 (90622019)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 核開発 / 核の軍事利用 / 核の「平和利用」 / ウラン採掘 / 核廃棄物 |
Outline of Annual Research Achievements |
3年間に及んだ共同研究の成果として、研究代表者・研究分担者全員に5名の執筆者を加えて、論集『核開発時代の遺産』(若尾祐司・木戸衛一編、昭和堂、2017年10月刊行)を上梓した。 そして、本論集への批評とそれに対する応答の場として、2017年10月28日、同志社大学今出川キャンパス良心館において、「『核開発時代の遺産』出版記念シンポジウム」を開催した。同シンポジウムでは、研究代表者・木戸衛一の司会で、加藤哲郎・一橋大学名誉教授と金聖哲・ソウル大学統一平和研究院教授による書評をもとに、大半の研究分担者および昭和堂編集者を加えて活発な議論を展開した。金教授からは、氏が所属する研究所の紀要"Asian Journal of Peace Building"誌上で本共同研究の成果を披露することが強く要望され、英語媒体での成果発表を行うこととなった。 また、2017年11月25日には、香川大学で開催された日本平和学会秋季研究集会において、「ポスト成長時代の社会構想―環境とコミュニティの破壊から再生へ」という統一テーマの下、パッケージ企画「核開発に対する抵抗活動―各国の事例に学ぶ」を担当し、研究分担者の高橋博子・竹本真希子・佐藤温子が報告を行い、研究代表者・木戸衛一が司会・討論者を務め、フロアを交えての意見交換を行った。 さらに、研究代表者・木戸と研究分担者・佐藤は、2018年3月18日、ドイツ現代史研究会(京都)においてそれぞれ報告を行い、Tapio Litmanenユヴァスキュラ大学教授(フィンランド)と意見を交換した。 以上もろもろの研究成果をさらに深化・発展させるべく、新たな科研費共同研究事業を立ち上げるための協議を適宜開催した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(19 results)