2017 Fiscal Year Annual Research Report
Organ size regulation - An approach by C. elegans genetics
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15H04379
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
西脇 清二 関西学院大学, 理工学部, 教授 (30342827)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保田 幸彦 東北大学, 生命科学研究科, 助教 (70333325)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 器官サイズ / 咽頭 / 線虫 |
Outline of Annual Research Achievements |
pqn-74遺伝子の機能解析:我々はキチン結合蛋白質pqn-74とキチン脱アセチル化酵素lgx-1が咽頭伸長の調節において同じ経路で働くことを見出した。Bacillusキチナーゼのキチン結合ドメインにAlexa 456を結合したプローブを用いて、咽頭内腔のキチンの局在量を比較したところ、pqn-74変異体は野生型と同様であったが、lgx-1変異体では咽頭後方のグラインダー部位で、野生型に比べて顕著なキチンの蓄積が見られた。また、pqn-74変異体でlgx-1遺伝子を過剰発現すると、pqn-74変異体で長くなっていた咽頭が正常な長さに回復することが分かった。この結果はlgx-1がpqn-74よりも下流で機能することを示唆する。GFP::lgx-1融合遺伝子を作成し発現を解析したところ、GFP蛍光は弱いながら、咽頭の筋肉あるいはマージナル細胞で発現していることが明らかとなった。 doxa-1遺伝子の機能解析:共焦点顕微鏡による形態解析を行ったところ、マージナル細胞から筋肉細胞に向かって多数の微細な突起が伸びていることが分かった。興味深いことに、マージナル細胞の突起は野生型では筋肉細胞に垂直に伸びているが、doxa-1やbli-3変異体では突起の方向性が乱れていた。doxa-1::venus, tsp-15::gfp(ともに変異をレスキューできる機能的フュージョン)を用いた解析から、TSP-15はマージナル細胞の突起で、DOXA-1は突起に隣接する筋肉細胞で発現していることが分かった。 gob-1遺伝子の解析: gob-1(tk136)変異はgob-1遺伝子(トレハロース-6-リン酸脱リン酸化酵素)の弱い変異であることが分かったので、CRISPR/Cas9法によるノックウトを行った。得られた欠失変異体gob-1(tk176)は幼虫致死であることが分かった。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)