2017 Fiscal Year Annual Research Report
The effect of osteoporotic fractures for progress of arteriosclerosis based on bone vascular correlation: 20-years follow-up of a large cohort study with randomized sampled women
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15H04789
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Research Institution | Osaka Medical College |
Principal Investigator |
玉置 淳子 大阪医科大学, 医学部, 教授 (90326356)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 裕保 仁愛大学, 人間生活学部, 教授 (10337115)
臼田 寛 大阪医科大学, 医学部, 准教授 (80298752)
千葉 康敬 近畿大学, 医学部附属病院, 准教授 (80362474)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 骨密度 / 骨折 / 上腕-足首脈波伝播速度 / 動脈硬化 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度に対象1地域に追跡調査を実施し、20年次追跡調査を受診した者は5地域併せて1387名(追跡率68%)となった。 構築したデータセットを用いて骨粗鬆症性骨折が動脈硬化性疾患の予測要因である血管石灰化発生を予測できるかどうかについて検討を行った。JPOS研究の10年次追跡調査時50歳以上で頸部エコーを実施した3対象市町在住女性715人中、2006年時の大腿骨近位部骨密度値を有し20年次追跡調査を受診したのは462名であった。解析対象は462名中2006年時に血管石灰化を認めた48名を除く414名とした。 414名中20年次調査時に血管石灰化発生を認めたのは45名であった。追跡期間中の症候的椎体骨折・椎体変形発生の有無別の2群で血管石灰化発生割合をみると、症候的椎体骨折または椎体変形を認めた群(47名)における血管石灰化発生割合(27.7%)は、認めなかった群(367名)の血管石灰化割合(8.7%)に比べ、有意に高かった(p<0.05)。そこで血管石灰化に関して、説明変数として追跡10年時の年齢、body mass index、頸動脈球部最大内中膜壁厚、高血圧、糖尿病、脂質異常症の有無、腰椎骨密度、10年時の症候的椎体骨折または椎体変形の有無、追跡期間中の症候的椎体骨折または椎体変形発生の有無をモデルに投入しロジスティック回帰分析を行った結果、追跡期間中に症候的椎体骨折または椎体変形発生があると血管石灰化発生リスクが3.46倍高くなる可能性が示された(p<0.05)。 以上より、骨粗鬆症性椎体骨折を発生した女性では血管の石灰化をきたすリスクが高まる可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)
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[Presentation] Association between brachial-ankle pulse wave velocity and osteoporotic fracture risks in Japanese women over 10 years: the Japanese Population-based Osteoporosis (JPOS) Cohort Study2017
Author(s)
Junko Tamaki, Masayuki Iki, Etsuko Kajita, Misa Komatu, Katsuyasu Kouda, Yuho Sato, Myaadagmaa Jaalkhorol, Satoyo Ikehara, Akemi Nitta, Kan Usuda, Sadanobu Kagamimori
Organizer
第21回国際疫学会総会
Int'l Joint Research
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