2017 Fiscal Year Annual Research Report
Deepening governance theories in developing countries
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15H05178
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
小山田 英治 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (30580740)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 誉明 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 准教授 (00384165)
金丸 裕志 和洋女子大学, 人文社会科学系, 教授 (10346752)
木村 宏恒 名古屋大学, 国際開発研究科, 名誉教授 (20112386)
近藤 久洋 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (20385959)
稲田 十一 専修大学, 経済学部, 教授 (50223219)
杉浦 功一 和洋女子大学, 人文社会科学系, 准教授 (70453470)
西川 由紀子 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (70584936)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 開発政治学 / ガバナンス / 開発途上国 / 開発援助 / グッド・ガバナンス / 法の支配 / 民主化 |
Outline of Annual Research Achievements |
H29年度は本科研事業の最終年度となり、途上国のガバナンス研究の深化における共同研究の成果としては2つの学会報告、成果物としては『開発政治学を学ぶための61冊』を出版出来た。また出版記念ロンチングとして、6月のはじめにJICA研究所・JICA本部との共催で研究セミナーを開催する予定。科研代表・分担者における各業績や学会発表も活発に行われ、本事業の当初の目的を概ね達成することができ、また次の科研事業の申請に向け大きな一歩にもつながった。H29年度の主な研究実績としては次の通り。 1.研究会・現地調査 H29年8月に研究代表・分担者との研究会を実施(専修大学)、各自の研究成果及び今後の短期、長期研究計画について協議できた。H30年3月には研究代表・分担者計4名でイギリスへ研究調査を実施。現地の研究機関、援助機関、NGOとの交流を通じて有意義な情報を入手したと同時に、開発政治学の分野における海外ネットワークを構築できた。 2.科研代表・分担者との共同作業 2回の学会報告、1回の研究会、1回の海外調査、そして1冊の図書出版を可能とした。学会報告としては、(1)日本国際開発学会における報告「持続可能な開発目標(SDGs)とガバナンス」(於:関西学院大学6月)と、「民主化優先は平和構築と開発の足かせか:ガバナンスと開発政治学の焦点」(於:東洋大学11月)を報告。(2)科研代表・分担者を中心に研究会を開催(於:東京8月)。(3)海外(イギリス)共同調査を実施(3月)。(4)明石書店より『開発政治学を学ぶための61冊』を出版(2月)。また、この他、H30年6月には日本国際開発学会で開発政治学に関する報告を共同で行う予定。同月にはJICA研究所・JICA本部共催による研究セミナーも開催予定。右活動を通じて国内における開発政治学の位置づけと重要性をより多くの研究者に理解してもらえたと考えている。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Book] 『開発政治学を学ぶための61冊』2018
Author(s)
木村宏恒
Total Pages
292 (3-18,66-67,85-98,149-180,195-200,203-208)
Publisher
明石書店
ISBN
978-4-7503-4639-7
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