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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Studies on root associated microbes in ectomycorrhizal tree forests in NZ and Japan.

Research Project

Project/Area Number 15H05249
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

田中 千尋  京都大学, 農学研究科, 教授 (60263133)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大澤 直哉  京都大学, 農学研究科, 准教授 (10221821)
門脇 浩明  京都大学, 森里海連環学教育研究ユニット, 特定助教 (30643548)
Project Period (FY) 2015-04-01 – 2019-03-31
Keywords菌根菌 / Heterokryosis
Outline of Annual Research Achievements

1)根圏の優占種として見出されてくるHelotilales関連菌は有性生殖が見つかっていないのにも関わらず,種内多様性を持つことを明らかにした.
2)この種内多様性創生に準有性生殖環が関与する可能性を,実験室内で明らかにすることを試みた.自発的なベンレート耐性突然変異株を選抜するとともに,遺伝子組換法を用いてハイグロマイシン耐性株を作出,この両株を対峙培養したのち,ベンレートならびにハイグロマイシン含有培地で選抜を行った.その結果,ベンレートならびにハイグロマイシンに二重耐性を持つ菌株を得ることができた.出現頻度は,感受性の親株がベンレートあるいはハイグロマイシンに対する自発的耐性突然変異株が生ずる頻度よりも十分高かった.また,顕微鏡観察の結果,本菌は単核性の菌糸を有しており,対峙培養ならびに薬剤選抜で得られた二重耐性株においても単核性の菌糸を有していることを確認した.以上の結果から,本菌では準有性生殖を行う可能性を見出した.
3)準有性生殖環においてゲノムの倍数化が引き起こるのか否かを明らかにするため,レーザー共焦点顕微鏡を用いた核DNA量の定量化を試みた.染色剤としてはHoechst bisbenzimide 33342を用いた.培養チャンバーにて液体培養した菌体を生染色したが,菌糸によってかなり染色性が異なっており,核DNAの定量は困難であった.培地ならびに培養条件等を調整し染色しやすい菌糸量・菌糸状態を得る,あるいは固定標本を用いるなどのさらなる検討が必要であった.

Research Progress Status

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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