2016 Fiscal Year Annual Research Report
Fundamental study for the development of novel drug delivery system using mono-dispersed emulsion
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15H06650
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
安井 大祐 日本医科大学, 医学部, 助教 (00755001)
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Project Period (FY) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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Keywords | 抗癌剤 / エマルジョン / 乳膜化 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度は抗癌剤のエマルジョン化に関して追加実験を試行した。 前年平成27年度の実験では光学顕微鏡によるエマルジョンの観察に留まり、粒子径分布に関する知見を得ることができなかった。粒子径分布を求めるためには一般的にレーザー解析等による粒度分析が必要であるため、これを行うと試みた。しかし費用が高く、施行困難であることが判明した。このためデジタルマイクロスコープを用いて粒子径測定を行った。この測定によりほぼ単一のピークを有する粒子径分布が得られていることがわかり、単分散系エマルジョンの作成に成功したことが判明した。 また異なる温度、ph環境下でもエマルジョンの安定性を検討したところ、異なる条件下でも比較的安定であることが判明した。 この研究成果を元にした論文を現在執筆中である。 国際学会であるCIRSE 2016に参加し、当該研究に関する知見を深めた。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)