2017 Fiscal Year Annual Research Report
Analysis of safety and rationality in motion of opening a glass ampoule
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15H06777
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
平野 方子 武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (30757456)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | アンプルカット / モーションキャプチャ / 看護技術 / 看護教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、アンプルカットを題材として 1)安全性と、2)合理性を踏まえて動作の技術化を検討し、指導ポイントを明らかにすることである。 H28年度に収集したデータは、経験者17名と未経験者40名のアンプルカット動作であり、動作データ数は、被験者1名につき5試行である。 H29年度は、主に分析前のデータ処理および分析、論文作成を行った。分析前のデータ処理では、3次元動作解析システム(赤外線カメラを用いて全身に貼付した反射マーカの3軸座標を取得してくれる機器)から得られた動作情報を数値に置き換えるための作業をパソコン上で行った。分析では、得られた3軸座標を用いて主に左右7つの関節角度および7つの動き(①屈曲・外転/伸展・内転、②水平屈曲/水平伸展、③外旋/内旋、④屈曲/伸展、⑤回内/回外、⑥背屈/掌屈、⑦橈屈/尺屈)を計算した。計算は、計算式を考案し、Excel VBA を用いて分析プログラムを作成して行った。得られた結果は、被験者ごとにグラフを作成し、経験者と未経験者の動きを比較した。経験者の動きを比較した結果、アンプルカットにおける動作のポイントが明らかになった。そして、経験者と未経験者の動きを比較した結果、アンプルカットにおいて受傷を招く要因となる動きを特定できた。また、未経験者に対する指導ポイントが明らかになった。論文作成では、前述の得られた知見を公表するために、論文を執筆中である。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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