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2016 Fiscal Year Research-status Report

消費者教育を含む情報技術者教育のカリキュラム開発および教材作成

Research Project

Project/Area Number 15K00996
Research InstitutionOsaka Institute of Technology

Principal Investigator

中西 通雄  大阪工業大学, 情報科学部, 教授 (30227847)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大谷 卓史  吉備国際大学, アニメーション文化学部, 准教授 (50389003)
杉山 典正  大阪工業大学, 知的財産学部, 准教授 (90368150)
越智 徹  大阪工業大学, 情報センター, 講師 (10352048)
Project Period (FY) 2015-04-01 – 2018-03-31
Keywords消費者教育 / 技術者倫理教育
Outline of Annual Research Achievements

申請時の計画では、第2年度(平成28年度)には教材を作成して一部の授業で試用して、追加・改良すべき内容を抽出する予定であった。教材は、受講者による評価もできるだけオンラインで実施できるよう、本学情報センターのmoodle、あるいはC-Learningシステムを利用するなど工夫することとしていた。
現状では、教材の骨子までまとめた段階であり、具体的な教材として作成するところまでは到達できていない。また、moodleの利用については他教科で利用して評価しているところであるが、オンライン試験を実施する程度の利用でよいという見通しである。個人情報・プライバシー関連については法改正があり、新しい個人情報保護法は2017年5月30日から施行されるので、教材の内容構成に反映させているところである。
一方、参照モデルとしてのカリキュラムについては、第3年度(平成29年度)に作成予定であったが、これは少し前倒しして、平成29(2017)年3月3日の電子情報通信学会SITE研究会(沖縄県宜野湾市)において「情報系学部における消費者教育およびその技術者倫理教育に関する授業モデル」という題で発表し、参加者との意見交換を行うことができた。この発表では、15回の具体的な授業の構成を示すとともに、グループディスカッションおよびグループワークを取り入れた授業形態とすることを提案している。さらに、授業の題材として本研究で用意している教材の他に、電子情報通信学会倫理委員会事例集小委員会で作成中の討論用事例も利用することを考えている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

モデルカリキュラム(モデルシラバス)の作成に予想外に時間がかかったが、これは当初計画より少し前倒しできている。そのかわり、教材作成のほうが遅れている。遅れている責任が研究代表者にあることは当然であるので、第3年度(平成29年度)で完結できるように計画的にすすめていきたい。

Strategy for Future Research Activity

教材については、ミーティング回数を増やして議論を進展させて作成を進める。作成した教材の実行環境については、九州先端科学技術研究所ISITで提供されているLab. Cloud を利用して、SPOC (Small Private Online Course)としての利用形態も試行する予定であった。読み上げ用テキストを作成することで、アバターがそれらしく動作をしながら読み上げてくれるので、この試用をすすめて本研究で利用するかどうかを早期に判断する。参照カリキュラム(モデルシラバス)は学会発表したが、この内容についてブラッシュアップするとともに、開発教材の概要も含めた内容で論文を執筆したい。
また、作成した教材については、Open Educational Resourceとして公開するためのサーバ等の準備を進める。また、SPOCとして作成した教材を、MOOC (Massive Open Online Course)としてのオープン化もすすめる。

Causes of Carryover

実際の教材作成が遅れていることにより、お金のかかる支出が少なかったのが主な理由である。

Expenditure Plan for Carryover Budget

最終年度になったが、教材の作成および学習環境の構築を進める。九州先端科学技術研究所ISITで提供されているLab. Cloud のアバターがしゃべるシステムについては有償契約をする予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2017

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 情報系学部における消費者教育およびその技術者倫理教育に関する授業モデル2017

    • Author(s)
      杉山典正、越智徹、大谷卓史、中西通雄
    • Organizer
      電子情報通信学会SITE研究会
    • Place of Presentation
      カルチャーリゾート・フェスト-ネ(沖縄県宜野湾市)
    • Year and Date
      2017-03-03 – 2017-03-04

URL: 

Published: 2018-01-16  

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