2017 Fiscal Year Annual Research Report
Research on Distance Learning Cooperative Seminar for Global Arithmetic & Mathematics Teacher Training
Project/Area Number |
15K01063
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
河崎 哲嗣 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (00582488)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥林 泰一郎 大阪大学, 人間科学研究科, 招へい研究員 (60580941)
齊藤 和彦 大和大学, 教育学部, 准教授 (60738524)
前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (00114893)
柳本 哲 京都教育大学, 教育学部, 教授 (90441401)
松嵜 昭雄 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (10533292)
山田 道夫 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (90166736)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 国際遠隔協働セミナー / 数学的モデリング / 教育のグローバル化 / フェルミ推定 / 問題解決学習 / 教員養成・教員研修 / 学生交流 / STEAM教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
①平成29年8月19日ひらめき☆ときめきサイエンス,平成30年2月11日数学的モデリングチャレンジ京都での教材開発・普及を目指し,平成29年8月4日京都府総合教育センターで高等学校数学科教育講座を開催した。②数学的モデリングとしてのFermi推定の教育実践の有効性とより細密でリアルタイムなデータの入手・管理を目指した。平成29年5月25日九州大学ラーニング・アナリティクスセンターで,ラーニングポートフォリオの有効活用の協議を行った。心拍数やストレス度等に加え,行動形態を時系列に捉えるデータへの知見を得た。Fermi推定教材の特徴を活かして創造的思考力の獲得を焦点化を検討し,Benesse CorporationとGlobal Proficiency Skills program の共同研究を開始した。平成29年8月28日~10月10日にカールスルーエ教育大学へ赴き,学生交流を含めた協定を締結した。これによって,グローバルな算数数学教員養成と協同講義の環境整備のスタートを切り,創造的思考力の評価及び国際遠隔協同セミナーの方針も協議した。10月24日~12月19日の5回に渉り,高機能web会議システムzoomによる国際遠隔セミナーを実施した。③地域独自の課題の実地調査のために,平成29年8月14日~16日隠岐島,12月19日~23日カンボジア,平成30年1月20日~22日沖縄の教育機関の訪問し,資料収集を行った。④創造的思考力を体現した視える教材としてmicro:bitの活用検討を開始した。AI環境のSTEAM教育への活用に向けて,IoT&プログラミング学習とで協働し,問題解決の拡がりが期待できる。無線通信の評価方法の模索に繋がるとも考えら,今後の継続課題研究として提言する。⑤以上の取組みは,平成30年3月5日~9日パダーボルンでの国際学会にて投稿発表を行った。
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Research Products
(10 results)