2016 Fiscal Year Research-status Report
職場コホートでのプールドロジスティック解析応用による糖尿病関連SNPの解明
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15K01704
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
能川 和浩 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (00612194)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邉 美幸 千葉大学, 大学院医学研究院, 技術職員 (70571355)
諏訪園 靖 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (90302546)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 遺伝子多型 / 縦断調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでわれわれの研究グループにおいて、SNP(遺伝子多型)が糖尿病や高血圧などの生活習慣関連疾患にどのように関連しているか調査を進めてきた。さらに、近年ankyrin 1(ANK1)、GLISfamily zinc finger 3(GLIS3)、peptidase D(PEPD)などについても糖尿病との関連が見出されている。本研究では、日本の一般人において大規模かつ長期間にわたる縦断調査を行い、上記新規多型について、健診結果(HbA1c)への影響とともに、糖尿病発症の関連についての横断調査と縦断調査、さらに従来検討してきた遺伝子多型の組み合わせと糖尿病発症の関連性について、毎年の健診結果を補正しつつ、予防医学的、縦断的に評価するものである。 本年度は、昨年度から引き続き対象者に関し平成9年から平成27年まで毎年行われている健康診断時の年齢、既往歴、家族歴、生活習慣、身体計測値、血圧測定値、および尿、血液の測定結果を入力した。また、平成28 年度の一般健康診断時に問診表を用いて対象者の既往歴および家族歴等を調査すると 同時に社員の健康診断として、身体計測、血圧測定、尿検査、血清生化学検査を行った。遺伝子多型分析においては、GLIS family zinc finger 3(GLIS3)の遺伝子多型(rs7041847)を測定するため、DNA/RNA 分析用マイクロチップ電気泳動装置 MCE-202 MultiNA の整備、試薬の準備を行った。プライマー、アンプダイレクトバッファー(Ampdirect Plus/NovaTaq Hot Start DNA Polymerase)による直接PCR 法により遺伝子を含んだDNA を増幅し、RFLP 法にて分析する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
データベース整理は予定通りに進んでいるが、遺伝子多型の測定が予定通りすすんでいないため。
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Strategy for Future Research Activity |
データ解析のために、入力したデータを結合してデータベースを作成していく。また、引き続き健康診断を実施し、平成28年度以降の健康診断結果の入力を行っていく。遺伝子多型の分析をすすめ、糖尿病発症の関連についての横断調査と縦断調査、さらに測定終了した遺伝子多型の組み合わせの影響について検討する。
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Causes of Carryover |
データベース作成に関わる人件費が発生しなかったため、次年度使用額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
遺伝子多型分析のための人件費、機器点検、実験室整備に使用する予定である。
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