2017 Fiscal Year Annual Research Report
Overall Stuty of SENNDAI-KUJI-HONGI
Project/Area Number |
15K02236
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Research Institution | Nippon Institute of Technology |
Principal Investigator |
工藤 浩 日本工業大学, 工学部, 教授 (90636101)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邉 卓 國學院大學, 研究開発推進機構, 助教 (10726011)
福田 武史 武蔵大学, 人文学部, 准教授 (20752075)
奥田 俊博 九州女子大学, 家政学部, 教授 (30343685)
松本 弘毅 早稲田大学, 文学学術院, 助手 (30434244)
小林 真美 東京理科大学, 理学部第二部教養, 講師 (30548144)
松本 直樹 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50239109)
小村 宏史 沼津工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50734688)
伊藤 剣 明治大学, 法学部, 専任講師 (70453991)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 写本調査 / 学際的研究 / 日本文学 / 歴史学 / 神道学 / 日本語学 / 論文集 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、7月に日本大学文理学部にて研究代表者、分担研究者が集まり、3年間の研究の進め方と課題の設定について話し合いを行った。平成28年度に研究発表会を実施し、その質疑の内容を踏まえて論文を執筆し、論集を編むことを確認した。各自で『先代旧事本紀』に関する研究書、研究論文を収集、分析して研究史を把握し、写本調査を実施した。 平成28年度は、研究代表者、分担研究者9名のうち7名が8月に実施した上代文学会夏季セミナーで講師を務め、ブックレットの原稿を執筆すべき事情が生じた。そのために、研究発表会は次年度に延期して、個々に本研究と関係する内容の口頭発表と論文執筆を行った。 平成29年度は、同じく5名が8月の夏季セミナーの講師を務めたため、研究発表会を9月9日に設定して早稲田大学早稲田キャンパスにて「先代旧事本紀研究会」と題して公開の研究発表会を実施し、5名が下記の題目で研究発表を行った。 1「『先代旧事本紀』神代史の構想」松本直樹、2「「天孫本紀」所載系譜の受容」工藤浩、3「本居宣長『古事記伝』における『先代旧事本紀』の受容」小林真美、4『先代旧事本紀』の諸本について」松本弘毅、5「『先代旧事本紀』における熟字と単漢字―「誕生」と「生」―」奥田俊博。本研究の成果は、先述の5名に、分担研究者4名と西岡和彦氏(國學院大學)、鈴木正信氏(文部科学省)、星愛美氏(奈良女子大学大学院生)を執筆者に加えて、第三期上代文学会叢書『先代旧事本紀の現状と課題』(笠間書院、平成30年5月刊行予定)として公表する。
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Research Products
(16 results)