2017 Fiscal Year Annual Research Report
A Study on "Record" about Actual stage of Chinese Theater in the 20th Century: Focusing on the Influence of Media
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15K02447
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
藤野 真子 関西学院大学, 商学部, 教授 (20332653)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 容子 金城学院大学, 文学部, 教授 (10434359)
松浦 恒雄 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 教授 (20173792)
平林 宣和 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (40271358)
三須 祐介 立命館大学, 文学部, 准教授 (60339653)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 中国演劇 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は「京劇史研究会」としての集合は各人の本務校勤務状況等により行えなかったが、メーリングリストによる関連情報のやりとり、作業継続中の傅瑾著『草根的力量』翻訳の相互確認、西日本在住者による中国文芸研究会等の時間帯を利用した個別の研究打ち合わせは活発に行われた。また各人が研究テーマに沿った研究活動を行った。代表者藤野真子、分担者三須祐介、田村容子の3名は、平成29年9月9-10日に中国武漢市・武漢大学にて開催のシンポジウム「漂泊與越境:東亜視域中的作家流徙與文学創生国際学術工作坊」の同一セッションにて「周信芳与『斬経堂』:搬上銀幕的京劇」(藤野)、「従《秋海棠》到《紅伶涙》:現代中国文芸作品中的跨界與男性形象的“漂移”」(三須)、「台灣時期的齊如山:如何建構従未存在的“国劇”」(田村)と題した口頭発表を行い、中国・香港の研究者と意見交換を行った。分担者平林宣和は中国上海市にて「梅蘭芳古装新戯與文明戯―試探文明戯対於梅蘭芳古装新戯的影響関係」(第四届清末民初新潮演劇国際学術研討会、上海戯劇学院、平成29年11月8-10日)、アメリカワシントンDCにて「梅蘭芳古装新戯與與民初上海劇壇―試探民初上海劇壇対於梅蘭芳古装新戯的影響関係」(2018 CHINOPERL CONFERENCE、Marriott Wardman Park Hotel、平成30年3月22日)と題し口頭発表を行った。研究分担者松浦恆雄は公開報告会・演奏会「伝統芸能の近代化とメディア環境」において「新越劇と観客を結ぶメディア」(大阪市立大学学術情報総合センター、平成30年3月24日)と題し口頭発表を行った。 研究資料は、各人が上海図書館等に赴き資料調査を行った。加えて調査・研究発表で訪問した中国・台湾等にて映像や書籍資料の購入を行った。 他に口頭発表を3回行い、関連論考6編、翻訳1編を刊行した。
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Research Products
(16 results)