2017 Fiscal Year Research-status Report
知的障害者の雇用継続を基盤としたコンピテンシー・モデルの構築
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15K03957
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Research Institution | Showa Women's University |
Principal Investigator |
根本 治代 昭和女子大学, 人間社会学部, 講師 (70386340)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 知的障害者 / 職場管理者 / 障害者雇用 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年3月までに終了予定であった企業における職場管理者へのインタビューについて、日程調整が難航したため平成29年9月まで実施期間を延長した。収集したデータは特例子会社13社、一般企業7社の職場管理者26名分である。データは業者にテープ起こしを依頼し、質的方法で分析し、テキストマイニング分析については業者のコンサルティングを受け、分析結果を検証した。分析結果として、職場管理者の役割りや機能を通して、知的障害のある従業員や一般従業員との相互作用を分析することで、継続的な知的障害者雇用への促進要因と阻害要因を抽出することができた。研究の成果報告であるが、調査期間の延長により、平成29年度内で実施予定であった学会発表や論文投稿が未実施となった。そのため平成30年度に成果報告を実施する予定で、科学研究費助成事業補助事業期間延長承認申請書を提出し、平成30年3月20日に承認された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成29年3月までに終了予定であった企業における職場管理者へのインタビューについて、平成29年9月まで実施期間を延長することで分析に必要なデータを全て収集することができた。収集したデータについては、質的方法、テキストマイニング等により、多角的に分析および検証することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
調査データの分析を中心に、研究成果を学術学会で発表し、学術学会誌に論文投稿していく。分析結果については報告書としてまとめ、調査対象者への報告の場を設定し、結果を報告する予定である。
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Causes of Carryover |
平成29年度に実施予定であった研究成果について、調査期間を延長し平成30年度に実施する。調査データの分析を中心に、分析結果を学術学会で発表し、論文としてまとめ学術学会誌に投稿する。使用計画として、学会発表においては学会の参加費や旅費として使用する。学術学会誌への論文投稿においては、ネイティブ・チェック等を業者に依頼するため、英文校正代として使用する。成果報告においては報告書を作成し、調査対象者に郵送するため、印刷代、郵送代として使用する。
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Research Products
(1 results)