2018 Fiscal Year Annual Research Report
Research on growing method of educational activity with construction and support of "practice community" of technology subject teacher
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15K04453
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| Research Institution | Aichi University of Education |
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Principal Investigator |
本多 満正 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20451651)
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2015-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | 技術科教員 / 実践コミュニティ / 教員の成長 / 技術科目的論 / 実践相談 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、技術科教員の成長を促すコミュニティの要件及び活動のあり方を解明することを目的とした。積極的な営みのコミュニティを対象とした多様な調査を実施した。特に、①コミュニティ構成員の構成の違いと、②コミュニティへの研究支援の違いが、コミュニティ及び構成員の成長に与えた影響を考察し、下記の知見を得た。
最終年度に実施した研究の成果としては、①同一世代で構成、研究者の関与が大きいコミュニティでは、個人、集団の実践・研究の力量形成が高い。②十歳ほど年代が離れたコミュニティで研究者の関与が少ないコミュニティでは、上の世代の技術科目的論の習得が若手教員の成長に大きく影響する。
研究期間全体を通じて実施した研究の成果としては、①自主的コミュニティへの効果的な支援としては、研究テーマの意義づけの提示、研究のまとめ方の助言、研究の素材の提供等であることが確認できた。②新たな実践を生み出した成功体験は、技術科教員の集団及び個人の自信と成長の確認を実感できる点等から効果的であることを確認できた。③研究者の関与が少ないコミュニティにおいては、実践リーダが若手技術科教員に対して、授業づくりの課題の中で技術科目的論を育むことを行うことで、若手自身の授業実践への大切さに確信をもたせる等の支援が成長に大きいことを確認できた。④年長者が若手教員の実践相談に気軽にのってあげることで、若手が研究討議の場で自分の意見を述べやすいように配慮し、若手の活躍の場を意識的に設定してきたコミュニティでは、若手教員としての成長の連鎖が続きやすいことを確認できた。
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Research Products
(2 results)
