2018 Fiscal Year Annual Research Report
Clarification of resident return process and multi-track recovery process from war damage and long-term evacuation.
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15K06352
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
藤岡 泰寛 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 准教授 (80322098)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中井 邦夫 神奈川大学, 工学部, 教授 (40313340)
阿部 俊彦 早稲田大学, 総合研究機構, 客員主任研究員 (00608466) [Withdrawn]
前田 昌弘 京都大学, 工学研究科, 講師 (50714391)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 戦後 / 復興 / 防火建築帯 / 都市形成史 / ハウジング史 / 建築遺産 |
Outline of Annual Research Achievements |
30年度は当初計画の最終年度(29年度)から補助事業期間を延長した年度として主に研究成果の社会還元に取り組んだ。具体的には、横浜市文化観光局との共同研究終了後に、研究成果をとりまとめ、2019年2月27日に記者発表とあわせて公開した。また、本科研研究の分担研究者でもある中井邦夫は、ひとつひとつの防火帯建築の建築的特徴を小冊子にまとめた「BA」シリーズの刊行を続けており、30年度は1冊刊行した。JIA日本建築家協会神奈川地域会(飯田善彦会長(当時))における防火帯建築研究会(笠井三義代表)活動が継続中であり、研究成果の出版化に向けた取り組みを進めている。文化観光局と連携しながら防火帯建築の利活用事例の新規開拓も継続しており、少しずつ事例が増えつつあるが、防火帯建築の大きな特徴である共同建築ならではの利活用事例開拓には至っておらず課題として残されている。
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Research Products
(2 results)