2017 Fiscal Year Annual Research Report
The Effect of Interprofessional Education for Perinatal Health Care Provider
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15K08541
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
篠崎 博光 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (30334139)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 秀臣 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (40231724)
牧野 孝俊 群馬大学, 大学院保健学研究科, 講師 (50389756)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 多職種連携教育 / チーム医療教育 / 多職種協働 / チーム医療 |
Outline of Annual Research Achievements |
少子高齢化が急速に進行し、さらに保健医療分野の職種が細分化されている我が国では、多職種が連携して保健医療を行う多職種連携協働が不可欠である。さらに、多職種連携協働を有効に実施するには、多職種連携教育(IPE)が重要で有り、その重要性について2013年のGlobal guideline for Transformative and Scaling up Health Professional Education and Training(WHO)でも示されている。 本研究では、多職種連携教育の効果を検討するため、多職種連携教育を実施している大学(IPE群)と多職種連携教育を行っていない大学(コントロール群)で参加者のヘルスケアチームに対する態度をmodified Attitude Toward Health Care Team Scale (modified ATHCTS)を用いて、IPEの効果検証を行った。調査時期は、多職種連携教育を実施している大学(IPE群)が1年次の多専攻の合同講義(Lecture-style)を行っている1年次の合同講義前後ならびに、3年次の多専攻学生協働でグループワークならびに臨地実習を行っているIPEカリキュラム(Training-style)前後に自記式アンケート調査を実施した。コントロール群については、IPE群のスケジュールにあわせてそれぞれ1年次ならびに3年次に"実施前", "実施後"の自記式アンケート調査を行ない、多職種連携教育の効果を検証した。 1年次ならびに3年次とも患者中心のケア(Patient-centered care)に対する得点がIPE群で有意に高く、IPEがヘルスケアチームに対する態度に対し有益である可能性が示された。
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Research Products
(6 results)
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[Journal Article] Health science students' attitudes towards healthcare teams: A comparison between two universities2017
Author(s)
Makino T, Lee B, Matsui H, Tokita Y, Shinozaki H, Kanaizumi S, Abe Y, Saitoh T, Tozato F, Igarashi A, Sato M, Ohtake S, Tabuchi N, Inagaki M, Kama A, Watanabe H.
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Journal Title
Journal of Interprofessional Care
Volume: 32
Pages: 196-202
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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[Presentation] 多職種連携に対する看護学生態度変化の大学間比較2017
Author(s)
佐藤美香, 牧野孝俊, 磯部直幸, 篠崎博光, 金泉志保美, 山路雄彦, 松井弘樹, 時田佳治,吉田朋美, 岸美紀子, 蒲章則, 相馬仁, 山 本武志, 杉村政樹,齋藤洋子, 渡邊秀臣
Organizer
第10回日本保健医療福祉連携教育学会
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