2015 Fiscal Year Research-status Report
女性医師のワークファミリー・コンフリクトの解決と持続的就労を可能にする要因の研究
Project/Area Number |
15K08571
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
海原 純子 日本医科大学, 医学部, 教授 (30119763)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
錦谷 まりこ 九州大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (40327333)
前田 美穂 日本医科大学, 医学部, 教授 (90173715)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 女性医師継続就労 / ワークファミリーコンフリクト / つながり / ジェンダー意識 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は女性医師が継続就労するために必要な要因を検索し今後の支援の在り方を策定するものである。今年度は継続就労を妨げる要因を確定するアンケート調査を行うためアンケートの項目を確定し実施する方針で研究を行った。内容はワークファミリーコンフリクトの要因となる仕事と育児家事、などの負担感、ジェンダー意識について、また職場でのつながりと心身の負担、生活満足度についてとした。アンケート内容を倫理委員会で承認を取り大学の女性医師支援室のホームページからwebを通し実施することとし大学の同窓会新聞などに告知し参加をよびかけた。アンケート内容の質問項目に関しては海外の女性医師の意見も参考にするためにフランス、ドイツ在住の日本人医師、獣医師にワークファミリーコンフリクトについて意見を聴取した。また同時にフランス、ドイツの保育園などの職場との併設について状況を聴取して参考とした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
アンケート内容の選定も順調にすすみまたアンケートを行うwebの設定も順調である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後アンケートを実施し参加を呼びかけできるだけ多くの医師の参加によりワークファミリーコンフリクトを乗り越えて継続就労が可能な女性医師の要因を確定する予定である。またこの要因について学会発表を予定している。
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Causes of Carryover |
今年度は学会出張に経費を使用しなかった。次年度に使用予定である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成28年度のストレス学会にて発表を予定している。
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