2016 Fiscal Year Research-status Report
新規シミュレーターとWT1ペプチドワクチン併用による肝癌局所療法の開発
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15K09960
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
廣岡 昌史 愛媛大学, 医学部附属病院, 准教授 (30432785)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | ラジオ波焼灼術 / 肝細胞癌 / シミュレーター / ナビゲーター |
Outline of Annual Research Achievements |
申請者が開発したシミュレーターシステムについて精度検証を行った。穿刺ファントムモデルと臨床例両方において精度検証を行い、正確に再現できることを実証できた。この結果をもとに予定通りシミュレーターを併用したバイポーラ群とモノポーラ群で前向き比較試験を施行中である。症例エントリーはすでに終了している。焼灼効果についてはシミュレーターの使用によりより球形に理想的な焼灼が可能となった。試験はすでに観察期間に入っているが、症例エントリー期間がやや予定よりも遅延したたため再発抑制試験についても開始進行が予定よりやや遅延している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
前向き比較試験の症例エントリーにやや時間を要したため、やや遅れた状況となっている。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の予定よりやや遅れてはいるが、試験は遂行されている。引き続き継続することで予定期間内での試験完遂が可能であると予想される。
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Causes of Carryover |
研究進行が当初の予定よりやや遅延し、WT1ペプチドワクチンを使用した再発抑制試験の開始が遅れたため
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
進行はやや遅延したが、その後研究は進行しているため、次年度以降再発抑制試験を行う予定である。
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