2017 Fiscal Year Annual Research Report
Influences of metal canine guidance to Sleep Bruxism
Project/Area Number |
15K11198
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
大倉 一夫 徳島大学, 病院, 講師 (70304540)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安陪 晋 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 講師 (10359911)
重本 修伺 鶴見大学, 歯学部, 臨床教授 (20294704)
松香 芳三 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 教授 (90243477)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 睡眠時ブラキシズム / スプリント / 顎口腔機能 |
Outline of Annual Research Achievements |
睡眠時ブラキシズム(以下Sleep related Bruxism: SB)に対するアンテリアガイダンスの影響を評価するためにスプリントならびにメタルガイドの治療効果を調査した。スプリントはスタビライゼーションスプリント(SS; ハードタイプ&ソフトタイプ)、パラタルスプリント(PS)の3種類である。メタルガイドは犬歯に装着するために半調節性咬合器上で白金加金を用いて製作した。咬頭嵌合位で接触を認めないが矢状面内投影にてアンテリアガイダンスが8度程度強くなるように口腔内で調整を行い、犬歯にリン酸亜鉛セメントで装着した。ベースラインのために2夜、各スプリントを2週間、メタルガイドを3日間装着した後、治療効果判定としてポリソムノグラフ測定を行った。各スプリントの装着期間の後に別のスプリントを使用するまでウオッシュアウト期間として2週間以上の期間をおいた。本年度までにベースライン測定が終了した13名(のべ26夜)のうち、3名(のべ18夜)について全ての測定項目を満たしており、現在まで総計44夜のポリソムノグラフ測定を行った(測定不備による再測定は含まない)。 また現在までのベースライン測定の測定結果によるデータベースより、今まで明らかにされていなかったSBの動態についての研究発表を行った。SBの特徴的な運動として日常生活、覚醒時には発現しない、限界運動範囲を超えて開口方向に動くものに関して英文症例報告を行った。咀嚼、模擬ブラキシズムとSBの運動の違いについても検討を行い発表した。これらはすべてが異なる運動様相を持っていた。さらに、被験者の前歯部誘導要素の違いがSBの運動制御と関係するかについても検討を行い、咀嚼運動同様、側方誘導要素が急角度のほうが、より垂直的な運動が多いことを国際学会にて発表した。
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Research Products
(5 results)