2015 Fiscal Year Research-status Report
Miyajima式腹部圧迫法の臨床応用(PhaseⅢ)-安全性と有効性の評価‐
Project/Area Number |
15K11493
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Research Institution | Tottori College of Nursing |
Principal Investigator |
宮島 多映子 鳥取看護大学, 看護学部, 教授 (60334869)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村松 仁 群馬パース大学, 保健科学部, 教授 (50303433)
西山 忠博 兵庫大学, 健康科学部, 講師 (40710801)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | Miyajima式腹部圧迫法 / 便秘 / 排泄援助 / 実験研究 / 基礎看護学 / 臨床研究 / 看護技術 / Phase Ⅲ |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでにMiyajima式腹部圧迫法の開発を行ってきた。Miyajima式腹部圧迫法の臨床応用のために、臨床試験の方法に則り、4段階の研究段階を計画している。研究代表者はすでにMiyajima式腹部圧迫法の安全性、有効性及び教育方法についてPhaseⅠ及びPhaseⅡを終了している。 本研究課題ではPhaseⅢを行う。臨床効果の検討(効力/安全性の評価)を評価し、臨床の限られた数の便秘患者において、Miyajima式用手腹部圧迫法の有効性と安全性を検討しPhaseⅣの情報を収集することを目的とする。 本年度は、研究計画の実施に時間を要した。その理由は、以下のとおりである。 まず、研究者全員の所属の変更である。このため、フィールドの確保の調整に時間を要した。次に、研究代表者の負傷である。このため、約3か月のMiyajima式腹部圧迫法の実施が不可能になるなどの研究実施に影響した。 このため、本年度は研究遂行に必要な調整と研究実施に必要な申請等を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は、研究計画の実施に時間を要した。 研究者全員の所属の変更と研究代表者の負傷によって、約3か月のMiyajima式腹部圧迫法の実施が不可となった。このため、研究遂行に必要な調整と研究実施に必要な申請等を行った。 しかし、研究データ収集についての準備は整っており、必要対象者数確保の目途が予定通りであるため、おおむね順調に進展していると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
Miyajima式腹部圧迫法の臨床応用のために、臨床試験の方法に則り、4段階の研究段階を計画している。本研究課題ではPhaseⅢを行う。 平成28年度は、必要対象者数を確保し、得られた研究データをもとに、学会発表ならびに論文作成を行う。
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Causes of Carryover |
本研究課題ではPhaseⅢを行う。臨床効果の検討(効力/安全性の評価)を評価し、臨床の限られた数の便秘患者において、Miyajima式用手腹部圧迫法の有効性と安全性を検討しPhaseⅣの情報を収集することを目的とする。 平成28年度は、データ収集までを予定していた。しかし、研究者全員の所属の変更と研究代表者の負傷によって、約3か月のMiyajima式腹部圧迫法の実施が不可能になるなどの研究実施に影響した。このため、本年度は謝金や人件費は使用できなかった。また、備品の購入も最小限となった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
本研究課題では、Miyajima式腹部圧迫法の臨床応用のために、臨床試験の方法に則り、PhaseⅢを行う。 平成29年度は、必要対象者数確保の目途が予定通りであるため、データ収集を行い、必要な謝金を使用する。また、得られた研究データをもとに、学会発表を行う。さらに、論文作成を行い、英文校正にかかわる謝金を使用する。
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