2017 Fiscal Year Research-status Report
研究指導能力向上のための『研究指導評価スケール-看護学修士論文用-』の開発
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15K11511
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Research Institution | Gunma Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
松田 安弘 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (10290545)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
舟島 なをみ 新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (00229098)
中山 登志子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (60415560)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 研究指導 / 大学院教育 / 授業評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年2月5日から平成29年10月19日までの間、ネットワークサンプリングにより対象者656名に質問紙を配布し、314部(回収率47.9%)の回答を得た。 回収できた314部の質問紙への回答のうち、量的データは統計学的手法を用いて分析した。また、質的データは、2種類(大学院生がよいと感じた指導教員の研究指導、よくないと感じた指導教員の研究指導)あり、10月末より、ベレルソンの方法論を参考にした看護教育学における内容分析の方法を用いて、1種類目(大学院生がよいと感じた指導教員の研究指導)の分析を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ネットワークサンプリングによる対象者の探索に難渋し、計画していた対象者数を確保するのに時間を要し、予定よりも約6ヶ月データ収集期間を延長したため。
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Strategy for Future Research Activity |
現在分析中である質的データの1種類目(大学院生がよいと感じた指導教員の研究指導)の分析を8月までに終了し、9月からは2種類目(よくないと感じた指導教員の研究指導)の分析を開始し、両成果を統合する。 次年度は、今年度実施した分析結果を基に「研究指導評価スケール」開発に向けて、尺度構成、スケールの信頼性・妥当性の検証のための調査を実施する。
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Causes of Carryover |
計画していた対象者数を得られず、データ収集期間が延長したため、データ分析等に係る費用を支出できなかった。このデータ分析等に係る費用を次年度に繰り越して使用する計画である。
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