看護職のコミュニケーションスキルのモデル化とナラティブ・コーチング教材の開発

2017 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 15K11538
• Research Institution: Himeji Dokkyo University
• Principal Investigator: 井上 清美 姫路獨協大学, 看護学部, 教授 (20511934)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 森谷 満 北海道医療大学, 予防医療科学センター, 教授 (50550357) ; 高田 和子 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 栄養疫学・食育研究部, 室長 (80202951) ; 川島 美保 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 准教授 (90380328)
• Project Period (FY): 2015-04-01 – 2019-03-31
• Keywords: コーチング / 看護師 / コミュニケーション / ナラティブ

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、看護師の新人教育に貢献するため、新人教育研修プログラムとその教材をナラティブコーチングの視点から開発しようと意図するものである。
平成２９年度は、研究代表者の事情（家族の療養及び死亡等）により、予定していた研究計画の推進に遅れを生じた。特に、コーチングプログラムの実践内容の評価を共有する共同研究会議の開催を中止せざるを得なかったため、共同研究者間での精密な教材検討に基づいたプログラムの再構築の段階が遅れているものである。
新人教育担当者に対するコーチング介入とその評価、データ分析を進めており、研究協力機関からの情報収集並びに個々の共同研究者らとの情報共有により、基本的な教材の原案はおおむね作成できている状況にあるため、今後は、この原案をもとにモデル実践検証を行い、予定していた研究推進を図り、平成３０年度には、研修プログラムの検証とモデル教材案を完成させる予定である。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究代表者の事情（家族の療養と死亡）により予定していた研究計画が大幅に遅れた。本年度中に、進捗状況が取り戻せるよう、共同研究者との再調整を図っている。

Strategy for Future Research Activity

研究期間の延長を承認していただいたので、共同研究者との研究会議等を効率的に実施し、研究結果をまとめていくと同時に、効果的な成果発表の方法を検討していく。

Causes of Carryover

研究期間の延長が承認されたため、平成２９年度に遅れた研究の推進を図る。
共同研究者の集合研究会議並びに成果のまとめ、発表の資金として使用する予定である。