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2016 Fiscal Year Research-status Report

アトピー性皮膚炎患者の皮膚バリア機能を促進するセルフマネジメントプログラムの検討

Research Project

Project/Area Number 15K11588
Research InstitutionKochi University

Principal Investigator

山脇 京子  高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 教授 (10516165)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 溝渕 俊二  高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 教授 (00209785)
寺下 憲一郎  高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 助教 (90584409)
Project Period (FY) 2015-04-01 – 2018-03-31
Keywords慢性疾患看護 / アトピー性皮膚炎 / スキンケア / セルフマネジメント
Outline of Annual Research Achievements

本研究の最終目的は、皮膚バリア機能の促進に向け、ユズ種子オイル塗布とスキンケアおよび日常生活習慣を含むセルフケアマネジメント支援の検証を行い、効果的で実用可能なセルフマネジメントを検討することである。最終目的達成の手段として、平成27年度は、医療機関の看護師を対象に、アトピー性皮膚炎患者のスキンケアおよびセルフマネジメント支援の実態を明らかにし、スキンケアおよびセルマネジメントプログラムの基礎資料とすることを目的をしている。
平成28年5月28日に倫理委員会から研究の承認を得て、研究を開始した。調査期間は6月から8月であった。調査対象は、高知県の皮膚科、小児科、アレルギ科を有している、病院及びクリニックと徳島県、香川県、愛媛県の皮膚科、小児科、アレルギ科を有している病院とした。調査用紙の回収数は、88件であった。まず、記述統計量の算出を行い、関連性等についての統計解析はSPSSを用いて分析をおこなった。第37回日本看護科学学会での公表に向けてまとめている。
平成28年度以降は、20歳から30歳のアトピー性皮膚炎患者のスキンケアに関する認識やマネジメントの実態調査を行う。その後、ユス種子オイル塗布とスキンケア介入に対する検証を介入群と未介入群で行う計画である。
現在までに、平成27年度予定の医療機関の看護師を対象としたアトピー性皮膚炎患者のスキンケアおよびセルフマネジメント支援の実態調査が終了した。平成28年度以降予定の、20歳から30歳のアトピー性皮膚炎患者のスキンケア認識やマネジメントに関する実態調査に向けて、文献検討や倫理申請への準備を行っている段階である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

人事凍結による人員不足のため、研究に費やす時間をつくることに困難を要した。現在は、平成27年度の計画である、医療機関の看護師を対象とした、アトピー性皮膚炎患者のスキンケアおよびセルフマネジメント支援の実態調査が終了し分析を終えた。平成28年度計画の、20歳から30歳のアトピー性皮膚炎患者を対象としたスキンケア認識やマネジメントに関する実態調査に向けて、文献検討や倫理申請への準備を行っている段階である。

Strategy for Future Research Activity

平成29年度は、平成28年度計画である20歳から30歳のアトピー性皮膚炎患者を対象としたスキンケア認識やマネジメントに関する実態調査に向けて、文献検討をすすめ、倫理申請を行い、調査を開始し、データ収集、分析を行う予定である。同時に介入に関する研究準備を進めていこうと考えている。

Causes of Carryover

次年度使用額が、413,358円生じたが、昨年度から引き続き、研究予定が計画通りに進捗しなかった。また、研究結果の公表として、海外での学会発表に費やすことが出来なかった。

Expenditure Plan for Carryover Budget

次年度は、まずは平成28年度計画を進めていき、調査を実施する予定である。同時に平成29年度計画にも着手できるように、文献検討や、介入研究に必要な試薬の購入を行う。

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Published: 2018-01-16  

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