2018 Fiscal Year Annual Research Report
The development of an educational program for comprehensive rehabilitation of patients with interstitial pneumonia
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15K11644
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
宮本 毅治 東邦大学, 看護学部, 非常勤研究生 (90741603)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
海老原 覚 東邦大学, 医学部, 教授 (90323013)
山田 緑 東邦大学, 看護学部, 准教授 (00339772)
福田 美和子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (80318873) [Withdrawn]
杉野 圭史 東邦大学, 医学部, 講師 (90385766)
本間 栄 東邦大学, 医学部, 教授 (20190275)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 間質性肺炎 / リハビリテーション / 教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は間質性肺炎患者を対象とした包括的呼吸リハビリテーションにおける効果的な教育プログラムを他職種と協同のもと開発し、その効果を検討することを目的としている。 平成30年度の活動としては、平成29年度に多職種で開発した教材に関する有用性について調査した結果を分析した。2施設で合計36名の間質性肺疾患の患者を対象として、7項目5段階評価のアンケートにて回答を得た結果、見やすいか4.5±0.6点、文字の大きさは適切か4.4±0.8点、病気を理解できたか4.5±0.6点、症状・対処が理解できたか4.4±0.6点、感染対策を理解できたか4.4±0.6点、活用できそうか4.4±0.6点、新たな気付きがあったか4.4±0.6点であった。パンフレットの評価は平均値が高く、理解しやすく有用性の高い教材であることが示唆された結果を得られた。上記調査結果は、第28回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会にて発表した。 また、平成30年9月29日に、間質性肺炎・肺線維症の患者、その家族や友人、支援者合計41名を対象とした患者・家族学習会を多職種で実施した。教育プログラムの内容は、病態に関すること、リハビリテーション、栄養管理、日常生活の注意点について構成され、そのうち開発した教材を用いて日常生活の注意点について説明した。結果としては、印象に残った内容として認識されており、学習会全体を通して、内容の分かりやすさについて88%の対象がわかりやすいと回答した結果を得られた。。また、開発された教材は、調査施設において一般病棟・外来で使用され、呼吸器内科診療科のホームページにWEBデータとして掲載されており、患者教育のための教材として活用されている。
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Research Products
(3 results)