2018 Fiscal Year Annual Research Report
Promotion of measures for bed sores by provision of practical knowledge on provision of home care by a Certified Nurse in WOC Nursing visiting the patient on the same day as the visiting nurse
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15K11795
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Research Institution | Gunma Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
飯田 苗恵 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (80272269)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
棚橋 さつき 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 教授 (30406300)
佐々木 馨子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 助教 (20334104)
鈴木 美雪 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (90554402)
新井 明子 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 講師 (30344930)
田村 直子 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 講師 (00593716)
福島 昌子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (20352619)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 訪問看護 / 褥瘡 / 学習ニーズ / 皮膚・排泄ケア認定看護師 / 継続教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度から引き続きとなる皮膚・排泄ケア認定看護師による訪問看護師への研修計画の第7回目「褥瘡ケア・評価ツールの活用」をテーマに「在宅褥瘡ケアにおけるアセスメントツールの活用-リスクアセスメントと褥瘡状態評価-」の講義・演習を実施した。16名の参加者に質問紙調査を実施し、全員から回答を得られた。受講者は40歳代が50.0%、訪問看護の経験年数は3.9(SD5.0)年、褥瘡関連の研修の受講あり46.7%、在宅褥瘡保有者のケア経験あり60.0%であった。 講義・演習の目標は、①各種褥瘡リスクアセスメントツールの特徴を理解する、②紙上事例についてブレーデンスケールを用いて評価できる、③褥瘡状態評価ツールとDESIGN-Rの評価方法を理解する、④症例(褥瘡写真と局所情報)についてDESIGN-Rを用いて評価できるとした。研修への評価では、ブレーデンスケール及びDESIGN-Rの演習に対する評価、活用できそうという記述が多く、実践での学習ニーズが高いことが推察された。しかし、実践で活用するためには、事業所全体に働きかける必要があり、このことへの困難の記述があった。 皮膚・排泄ケア認定看護師の地域でのコンサルテーション活動による実践知を看護職に普及する講演会を開催した。テーマは「最近の褥瘡事情と今後の課題から地域包括ケアシステムを考える」「皮膚・排泄ケア認定看護師のコンサルテーション活動活性化に向けて」とし、最新の研究成果を東京大学真田弘美先生、病院の立場から大阪府済生会病院副部長/皮膚・排泄認定看護師間宮直子先生、在宅の立場から高崎健康福祉大学訪問看護ステーション管理者/皮膚・排泄ケア認定看護師岡部美保先生を講師に迎え平成31年2月に実施した。実施後の質問紙調査は、参加者130名の78.5%から回答を得た。満足が100%、自由記述から地域の褥瘡対策推進を表明する内容が多数確認できた。
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Remarks |
報告書(計1件) 飯田苗恵,棚橋さつき,佐々木馨子,鈴木美雪,新井明子,田村直子,福島昌子:地域における褥瘡対策推進のための実践知の普及-皮膚・排泄ケア認定看護師による在宅での褥瘡予防・管理の継続教育研修の実施・評価-「研修プログラム・研修内容・評価報告書」,平成27-30年度科学研究費補助金<基盤C>成果報告書,p1-93,2019.2
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