2017 Fiscal Year Research-status Report
在宅療養者への看護診断適用とケアプラン策定を支援するコンピュータシステムの構築
Project/Area Number |
15K11801
|
Research Institution | The University of Shiga Prefecture |
Principal Investigator |
森 敏 滋賀県立大学, 人間看護学部, 名誉教授 (40200365)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
畑中 裕司 滋賀県立大学, 工学部, 准教授 (00353277)
植村 小夜子 佛教大学, 保健医療技術学部, 教授 (10342148)
伊丹 君和 滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (30310626)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
Keywords | 在宅療養者 / ケアニーズ / アセスメント / データベースソフト / ファイル共有 / サーバ / オンラインストレージ |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでに,在宅療養者の身体・精神状況を総合的に評価するためのアセスメントリストを作成し,それらの項目の選定状況から個々の対象者の看護課題(ケアニーズ)を明らかにするコンピュータプログラムを開発した。 本年度は,上記システムを,訪問看護ステーションなどの小規模施設に於いて運用可能な電算システムについて情報収集し検討した。 アプリケーションあるいはファイルを格納する方法としては次の4つが考えられた。1.サーバを学内に設置し,施設内で運用,2.アマゾンのレンタルサーバの利用,3.FileMaker プラットフォーム対応のホスティングサービスの利用,4.オンラインストレージ(Dropbox)を使ってファイルを共有。これらの中で1~3は,サーバのセキュリティ・保守・費用の点で導入は難しく,次年度は4による運用を試みることとする。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2017年3月に大学を定年退官したため,研究環境を整えるのに時間を要し,その結果,研究が遅延した。
|
Strategy for Future Research Activity |
Filemaker ProとFilemaker GOとDropboxを利用して,ファイルの共有を図り,データが適切に更新され,またデータベースが構築されるか,運用実験を行う。
|
Causes of Carryover |
本年度は,定年退職など,研究環境が著しく変化したため,研究を円滑に進めることが難しかった。
|