2018 Fiscal Year Research-status Report
禁煙困難な状況下でも出産後再喫煙しない母親(ポジティブデビアンス)はなぜいるか?
Project/Area Number |
15K11881
|
Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
坂東 春美 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (00458027)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 亨 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (80174936)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
|
Keywords | Positive Deviance / 喫煙 / 禁煙 / 再喫煙 / 妊婦 / 母親 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成30年度では、共同研究者ならびに研究協力者とともに三点の研究を行った。一点目は、The University of Texas at El Pasoの Arvind Singhal先生とTufts UniversityのMonique Sternin先生に研究に関する情報収集と助言を頂き、その際の報告書を投稿し査読審査を受けた。二点目は、我国における受動喫煙に関する公開統計の二次分析を終え投稿の準備を行った。三点目は、Positive Devianceの概念分析の論文を研究協力者が主に解析を行って執筆を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究は、Positive Devianceの手法を用いるため研究計画に関する情報集等に時間を要しているため。
|
Strategy for Future Research Activity |
本研究の全調査対象者の選定と、再喫煙に至らないPositive Devianceとなる選定の定義を明確にした研究計画に修正を行い調査を行う。
|
Causes of Carryover |
本研究の当初の予定では、調査の実施まで進める計画であった。しかし、研究計画の立案に関する事前の情報集等に時間を要したため。 今年度の使用計画においては、①投稿中並びに執筆中の報告書と論文に関すること②調査において共同研究者や研究協力者、実施依頼機関との打ち合わせに関すること③調査の実施時に関することに使用する計画である。
|