Comprehensive phenotypic analysis of liver-specific Phgdh deficient mice

2018 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 15K12346
• Research Institution: Kagoshima University
• Principal Investigator: 濱野 桃子 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 特任研究員 (40717336)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 古屋 茂樹 九州大学, 農学研究院, 教授 (00222274)
• Project Period (FY): 2015-04-01 – 2019-03-31
• Keywords: セリン / 肝臓 / アミノ酸代謝 / 低タンパク質栄養

Outline of Annual Research Achievements

昨年度に実施した実験から、母親のセリン合成能が仔の低タンパク質栄養時における発育に影響する可能性を明らかにした。本年度は研究機関が変わり実験を継続することが困難だったため、実験検証から発育不全の分子機序を探索することができなかった。遺伝子発現解析の結果から、肝臓のセリン合成能が低下したマウスの肝臓では糖代謝に関わる分子や特徴的な転写因子の発現変化が見出された。しかし、メスマウスの母体における肝臓における遺伝子発現解析が必要であることから、発育不全の分子機序の探索は今後の課題としたい。