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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Study of Preventive and Predictive Function in Social Work Supervision

Research Project

Project/Area Number 15K13094
Research InstitutionJapan College of Social Work

Principal Investigator

木戸 宜子  日本社会事業大学, 福祉マネジメント研究科, 准教授 (80386292)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 柴田 有記 (大賀有記)  愛知県立大学, 教育福祉学部, 講師 (30708748)
福山 和女  ルーテル学院大学, 総合人間学部, 名誉教授 (20257083)
小原 眞知子  日本社会事業大学, 社会福祉学部, 教授 (50330791)
Project Period (FY) 2015-04-01 – 2019-03-31
Keywordsソーシャルワークスーパービジョン / 予測的機能 / 徴候把握 / 予防枠組み / 示唆的予防策
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、地域包括ケアシステムの展開において求められる予防的実践をさらに推進し、成果・効果を高めるために、実践者をバックアップするソーシャルワーク・スーパービジョンにおいて、予防・予測的機能の必要性、適用性を明らかにすることである。
平成27~29年度に、予防についての理論・概念研究、およびカナダ・モントリオールにおける地域の高齢者支援に関するフィールド調査、およびソーシャルワーク・スーパーバイザーへのインタビュー調査をおこなった。その結果、予防・予測的機能とは、リスクの最小限化、不安や徴候の把握、問題対応の3つの次元があると整理することができた。ソーシャルワーク・スーパービジョンについては、スーパーバイザーの管理的機能を中心とし、リスク防止のための教育的機能、倫理的ジレンマを扱う際の支持的機能が発揮されることが確認できた。
これらの研究結果をもとに、平成30年度は国内の福祉施設・機関における専門職研修として、ソーシャルワークの予防実践に焦点をあてた教育プログラムを実施した。問題解決・対応モデルと早期対応・支援モデルとを比較しながら、地域を基盤に潜在的ニーズの把握やスクリーニングのあり方から予防実践を理解する内容で、ソーシャルワーク実践における予防・予測的観点の必要性を確認した。また、福祉施設・機関における管理職を交えて予防・予測的観点について検討し、それをもとに事前対応的スーパービジョンのあり方について提示した。

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Published: 2019-12-27  

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