2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development of the consultation model for organization empowering nurses
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15K15807
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| Research Institution | University of Hyogo |
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Principal Investigator |
内布 敦子 兵庫県立大学, 看護学部, 副学長 (20232861)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 宏恵 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (00632457) [Withdrawn]
永山 博美 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (20524953) [Withdrawn]
川崎 優子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (30364045)
福田 正道 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (00781139)
脇口 優希 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (90520982)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | コンサルテーション / エンパワーメント / 組織変革 / 改善 / 看護 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
2017年度は主に３つの研究を行った。
１．7つの組織を対象としたコンサルテーション事例分析：組織コンサルテーション介入技術として、①問題の明確化とその共有（起こっている現象を正確に捉え、言語化することによりコンサルティが俯瞰的に状況を認識できるように支援する）、②組織の意思決定における力動のアセスメント（役職者などが意思決定の決定権を持っている場合は、パワーバランスを考慮して合意形成を進めていく）、③対話による解決案の決定（常に介入に対するコンサルティの反応を確認しながら介入内容を柔軟に変更する）、④データ分析の支援（起こっている現象を説明するために数値化するなど課題を可視化する支援を強化する）、の４つの組織変革に有効なコンサルテーション介入技術が抽出された。
２．看護師が元気になる組織コンサルテーションモデル開発のために必要な技術について、外部コンサルテーションの経験をもつ看護管理者8名を対象にフォーカスグループインタビューを行った。外部コンサルテーションを成功に導く要素として①利用できるリソースの可視化、②相談ルートの単純化、③相談しやすい組織文化の醸成、④コンサルティの成長を実感できる適切なコンサルタントの対応、が抽出された。
３．モデルの修正と介入実験：先行研究である基盤研究B「がん看護領域における効果的外部コンサルタント導入プロセスの構造」でのモデルに事例での経験を加味して改良し、1病棟において介入実験を行った。「コンサルタントの無知にアクセスする」「問いかける技術を用いる」の２つの行為は有効に作用し、病棟看護師が次々と新たな課題に挑戦し、「自分たちにもできそうだ」と述べるなどエンパワーされたことが確認された。
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Research Products
(6 results)
