2016 Fiscal Year Research-status Report
失語症発症で戸惑う患者の気持ちの様相と看護ケアの探索的研究
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15K15812
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| Research Institution | St. Luke's International University |
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Principal Investigator |
桑本 暢子 (大久保暢子) 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20327977)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
百田 武司 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (30432305)
佐竹 澄子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (40459243)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | 失語症 / 急性期 / 脳卒中患者 / 気持ち / 看護ケア / 探索的研究 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
2016年度は、前年度に行った文献検討の内容をカテゴリー化し、関連図を作成した。その研究結果を海外の学会で発表するために抄録の作成を行い演題登録を行った。採択の通知がきたことから2017年度に学会発表の予定となっている。
さらに、急性期病院の言語聴覚士から失語症発症時の患者の反応をフォーカスインタビューし、インタビューガイドを作成する予定であり、その研究計画書を作成し倫理委員会の承認待ちである。
次の研究として、このフォーカスインタビューの内容と文献検討の内容をもとに連携／協力研究者と共に特別会話技術を用いた院タブーガイドを作成し、インタビューアーの訓練を行い、失語症発症間もない患者を対象に参加観察を行い、現象額的手法にてデータ収集、分析を行う予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定していなかった文献検討の必要性を感じ、研究として文献検討を加えて進めていった点にある。またフォーカスインタビューのための研究計画書作成と倫理委員会での承認に時間を要した点にある。
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| Strategy for Future Research Activity |
倫理審査委員会承認後、直ちにフォーカスインタビューを実施し、インタビューガイドを作成する。8月には次の研究であるインタビューガイドを用いた失語症患者への気持ちに関する面接調査を行うための研究計画書を作成し、倫理審査委員会に提出する。10月には、面接調査を開始る。この計画で研究を推進するには、連携研究者の増員と修士号以上を持つ研究アルバイトを雇用し、研究を複数の研究者の手で進めていく。
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| Causes of Carryover |
フォーカスインタビューの研究計画と失語症患者に対する面接調査の研究実施が遅れたためである。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
本年度、遅れている研究計画は全て実施する予定である。フォーカスインタビューは現在、倫理審査委員会の承認待ちであり、承認後、直ちに研究を開始する。フォーカスインタビューの研究を実施している間に、失語症患者の気持ちに対する面接調査の研究計画書を作成し、倫理審査委員会に提出し、準備を進める。 フォーカスインタビューが終了した時点で、失語症患者への面接調査ができるようにする。
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