2017 Fiscal Year Research-status Report
高齢者の身体活動量維持のためのM-Testを用いたセルフマネジメントに関する研究
Project/Area Number |
15K15891
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
渡邉 智子 福岡県立大学, 看護学部, 助教授 (00268955)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江上 史子 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (80336841)
廣瀬 理絵 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (10757397)
生駒 千恵 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (60584779) [Withdrawn]
石本 佐和子 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (10612955)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 高齢者のセルフマネジメント / M-Test / 身体活動量維持 / 看護職ヘルス・ボランティア |
Outline of Annual Research Achievements |
【目的】健康サロンの維持とヘルス・ボランティアの養成と組織化をする。【方法・結果】1.健康サロンの継続。B市の2箇所で、参加者主体の健康サロンの運営ですすめた。1箇所は5名、もう1箇所は10名から2名増やし、12名で開催した。健康サロン絆を1回/月、1回当たり、90分で開催し、下半身のM-Testによって、痛みがあるところに効果があるストレッチを選択して、ストレッチを行うこと、正しいストレッチを行うこと、ストレッチを継続できているかをメンバー間で話し合い1ヶ月の効果を確認して、次の1ヶ月の目標をもつことの3つの目標を持って行った。毎回、M-Testによって、ストレッチを選択することによって、ストレッチを行い、ストレッチの効果を体感することが抜けるため、ストレッチ後のM-Testを入れた。メンバー間でツボシールを購入し、有効なつぼを指導し、ツボシールを貼れるようになっていた。2.ヘルス・ボランティアの養成と組織化。C市で開催している健康教室には、看護学生3名をヘルス・ボランティアとして参加(うち2名はM-Testの講義を受講)し、バイタル測定、グループでの話し合い、有効なツボをあて貼付することを行ったが、学業に影響がない時のみの参加となった。研究メンバーは常時2名(M-Test初級・中級セミナー受講)が参加した。病院からの看護職ボランティアの派遣は困難となり、C町の住民団体の協力を得て、C町の実態調査を行った。C町に在住している退職した看護職1名の参加があり、有効性を実感し、ヘルスボランティアとして協力を得られることになった。実態調査に参加したC町近隣に在住している看護学生(M-Testの講義を受講)、理学療法士がヘルス・ボランティアとしての協力することになった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
看護職のヘルスボランティアの養成と組織化のため、看護職によるヘルスボランティアの養成と活用をすすめていたが、A病院看護部体制がかわり、検討結果、協力者の部署の移動もあり、研究協力が得られなくなった。新たなフィールドを開拓することになった。同時に、研究代表者が家族の介護、研究メンバーが産休となり、フィールド開拓とデータ収集が遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
データを分析し、研究成果をまとめ、講演会を行い、また、学会に発表し、論文として公開する。
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Causes of Carryover |
(理由) 看護職ヘルス・ボランティア派遣協力が得られなくなり、フィールド開拓が必要となった。高齢者の身体活動量に関する実態調査が遅れ、健康サロン参加者のリクルートのための発表会開催ができなかった。また、研究責任者が家族の介護、研究メンバーが産休となり、データ分析とまとめ、成果発表が遅れている。 (使用計画) データ分析し、講演会を開催し、成果をまとめ、発表する。1.データ分析ソフト購入(300000円)、2.分析結果の相談や講演会開催、成果報告のための旅費(200000円) 3.その他 講演会開催のための文具 書籍代(117299円)
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