2017 Fiscal Year Annual Research Report
International comparative collaboration study of frailty among the oldest old
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15KT0091
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
高山 美智代 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60265824)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新井 康通 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20255467)
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Project Period (FY) |
2015-07-10 – 2018-03-31
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Keywords | 超高齢者 / 疫学研究 / 国際共同研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
2017年7月に米国サンフランシスコで開催されたThe 21th IAGG World Congress of Gerontology and Geriatricsにおいて、英国ニューカッスル大学Dr. Rachel Duncan, Dr. Stuart Parker, ニュージーランド オークランド大学 Prof. Ngaire Kerse と超高齢者疫学研究における国際共同研究の打ち合わせを行った。この中で、日本のTOOTH研究はこれまでの食事調査と口腔機能に関する研究成果を報告し、この分野において国際共同研究をリードすることが決まった。さらに、超高齢者研究のパイオニアであるオランダ ライデン大学Prof. Jacobin Gosseklooも国際共同研究に参加することが決定し、日本、英国、ニュージーランド、オランダ4か国の超高齢者疫学国際共同研究の概要が固まり、2018年4月にCatalyst: Seeding 2018へ共同申請を行った(代表者 Prof. Ngaire Kerse)。本申請が採択されれば、2018-2019年に日本で第1回の国際会議を開催する予定である。 また、超高齢者の食事調査では、研究協力者の負担を考慮して比較的簡便な質問票である簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ)を用いてきたが、超高齢者におけるBDHQの妥当性について、これまで十分な検討がなされていないという問題点があった。今回、食事歴法(DR)をゴールドスタンダードにBDHQの超高齢者における妥当性を検討したところ、多くの栄養素で受容可能な相関が得られた。この結果をもとに栄養解析を進めており、今後の国際共同研究における栄養調査をさらに発展させる予定である。
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Research Products
(17 results)