2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16062101
|
Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
上田 龍三 Nagoya City University, 大学院・医学研究科, 教授 (20142169)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮園 浩平 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90209908)
斎藤 泉 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70158913)
今井 浩三 札幌医科大学, 学長 (60117603)
橋田 充 京都大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (20135594)
遠藤 啓吾 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10115800)
|
Keywords | 分子創薬 / 分子標的治療 / ドラッグデリバリーシステム / 新しい物理療法 / トランスレーショナルリサーチ |
Research Abstract |
本特定研究では5領域の正副代表者会議などと連携を取りながら,研究の推進体制について議論し決定してきた。とくに本領域では公募研究が重要であることを総括班で確認し,公募研究の活性化を図った。 平成19年度は今回の中間評価を控え,平成19年6月8日,9日に領域4と合同で進捗状況報告会(中間発表会)を行い,領域4,5の総括班員(16名)に外部評価委員2名を加えて計画研究および一部の公募研究の外部評価を行ない(「総括班評価者による評価」の項を参照),全体に高い評価を得た。さらにその評価結果をもとに,平成19年度以降の推進方策について検討を行った。また,TR推進委員会は本領域の研究者が持つ実用可能なシーズを臨床へと展開する流れを構築しておくことが重要であるという共通の認識のもとにTR推進委員会としての活動を継続して行った。またTR推進委員会の今後の活動を円滑に行うために,平成19年6月25日には文科省研究振興局を訪問し,今後のTRの推進方策に関する懇談を行った。各研究代表者には班員個人個人の評価点に加え評価委員からのコメント,全体のヒストグラムを報告し,各自の今後の研究の参考資料として提供した。総合評価の3.25以下3名の計画班員は計画班員から外し,また評価点の低かった(評価点35以下)の8名に対しては助成金の約1割の減額とした。従来比較的小額で進捗の著しい2名に関しては若干の増額を決定した。本計画進捗状況に関しては科学技術・学術審議会分科会科学研究費補助金審査部会がん領域評価委員会から,着実な進捗状況であるとの評価を得ている。
|