2007 Fiscal Year Annual Research Report
法科大学院の教育と学生の法意識展開に関する調査研究
Project/Area Number |
16330019
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
加藤 雅信 Sophia University, 大学院・法学研究科, 教授 (70009819)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青木 清 南山大学, 法学部, 教授 (80159277)
太田 勝造 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (40152136)
河合 幹雄 桐蔭横浜大学, 法学部, 教授 (40257423)
野口 裕之 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 教授 (60114815)
藤本 亮 静岡大学, 大学院・法務研究科, 教授 (80300474)
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Keywords | 法意識 / 職業意識 / ロースクール / 遵法意識 / 正義感覚 |
Research Abstract |
研究計画の最終年度にあたる2007年度は、下記のように研究を進行させた。 研究成果の取りまとめ方法につき、研究会メンバー全体で研究打合わせを数回行い、データの最終的な分析方法について方針を定めた。 法科大学院修了生の追跡調査は、新司法試験の合格発表が9月であり、その後司法修習を経て初めて法曹としての進路が定まることに鑑み、研究計画年度中に調査を終えることが困難であることから次なる課題とし、前年度までに回収しデータセットを確定させたデータの分析に集中することとした。 データの分析がある程度進行するたびに、関係する研究メンバーが研究打合わせを行い、分析方法や取りまとめ方法についての検討を重ね改善をはかった。また、研究成果報告書については、今後類似の調査が行われるであろうことも考慮し、調査票と単純集計を資料編として完全に掲載することとした。 最終的な研究会を2008年3月に上智大学で行い、そこで最終報告書の確定稿を定めた。 また、国際学会で研究成果の発表については、研究分担者の藤本亮が2007年7,月ベルリンフンボルト大学を会場に開催されたResearch Committee on Sociology of Law/Law and Society Association合同学会において、口頭発表を行った。本報告内容については、研究成果報告書の内容もふまえた日本語版を現在執筆中であり、2008年度中に名古屋大学法政論集に掲載予定である。
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Research Products
(6 results)