2004 Fiscal Year Annual Research Report
病気を理由に長期欠席した児童生徒の実態と教育的ニーズに関する調査研究
Project/Area Number |
16330193
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | The National Institute of Special Education |
Principal Investigator |
西牧 謙吾 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育支援研究部, 総合研究官 (50371711)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篁 倫子 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育支援研究部, 総括主任研究官 (10280570)
武田 鉄郎 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育支援研究部, 主任研究官 (50280574)
海津 亜希子 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 企画部, 研究員 (00342957)
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Keywords | 病気療養児 / 長期欠席者 / 教育的ニーズ / 調査研究 |
Research Abstract |
大規模な調査を効率的に行うために、Webを利用したアンケート調査システムについて検討を行った。そのための基礎的情報として、この分野の過去の大規模な調査研究の方法・内容や国や自治体が法律に基づいて行っている統計業務等について調査し、データ相互の関連性の検討を行った。 今回の調査研究の関連調査をリストアップした。特に文部科学省の「今後の不登校への対応の在り方について(報告)」の中の不登校に対する基本的考え方や学校の取り組みと共通部分が多く、不登校、病気療養児及び軽度発達障害児に対し、学校等の教育現場において、共通に視点をもつための資料収集と整理を行った。 調査の実施に向けて、アンケート作成までの第一ステップとして、都道府県教育委員会の病弱担当指導主事等へ、インタビューにより調査項目の洗い出しを行った。現在、試行用アンケートを作成中である。 そして、年度前半で、調査に必要なアンケート項目を決定する。 病気療養児の実態把握は、病弱教育の研究的側面と国の施策立案上のデータ収集の意義がある。中央教育審議会から出た「特別支援教育を推進するための制度の在り方について(中間報告)」の中で、いわゆる院内学級について、その在り方についての調査研究の必要性が指摘された。この関連からも、文部科学省特別支援教育課との連携を十分図りながら、調査研究を進めている。
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Research Products
(1 results)