2005 Fiscal Year Annual Research Report
オーストラリアの大都市に住む高齢者の社会的支援ネットワークの研究
Project/Area Number |
16402027
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
野邊 政雄 岡山大学, 教育学部, 教授 (90218347)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水上 徹男 立教大学, 社会学部, 助教授 (70239226)
馬渕 仁 大阪女学院大学, 国際・英語学部, 教授 (20249402)
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Keywords | 高齢女性 / メルボルン / 社会的支援ネットワーク / 集団参加 / 国際研究者交流 / ライフヒストリー / 主観的幸福感 / 生活満足度 |
Research Abstract |
野邊は夏休みの約2ヶ月メルボルンにあるモナシュ大学日本研究所に客員研究員として滞在した。まず、メルボルンのグレンアイラ市に居住する65歳以上80歳未満の高齢女性をできうるだけ無作為に抽出した。次に、調査会社に委託し、その高齢女性に対し、調査票による面接調査(アンケート調査)を実施した。この調査では、昨年の予備調査にもとづいて作成した調査票を用いた。調査内容は、社会的支援ネットワーク(ある)個人が援助を受け取ることができる相手から構成される人間関係)、集団参加、幸福感(生きる意欲や生活満足度)であった。野邊は調査対象者の抽出、調査の監督、調査員が面接調査をおこなった調査票に聞きもらしなどが無いかどうかの点検、調査会社との交渉と打ち合わせをおこなった。結局、200人の高齢女性に対し調査をおこなうことができた。さらに、調査をおこなった調査対象者のうちの7人を再度訪問し、日常生活やライフヒストリーを詳細に聞き取り調査した。会話をテープに録音し、テープ起こしをおこない、それにもとづいて論文を執筆した。この論文は、大学の紀要に投稿を予定している。 昨年度、予備調査のために、3人の高齢女性に対し日常生活やライフヒストリーを聞き取り調査した。会話をテープに録音し、テープ起こしをおこない、それにもとづいて論文を執筆した。この論文は、岡山大学教育学部の紀要に本年度発表をした。 最近、オーストラリアドルが日本円に対して強くなったので、当初の予想以上に研究経費がかかってしまった。そこで、野邊だけがオーストラリアに行き、調査の監督等をおこなった。また、収集したデータをコーディングしたりパソコンへ入力したりするお金がなくなってしまったので、こうした作業は本年度できなかった。最終年度の4年目にこれらの作業はまとめておこなう予定である。
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