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2005 Fiscal Year Annual Research Report

ペン入力デバイスを用いた保育現場でのパソコン活用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16500495
Research InstitutionTokyo Seitoku College

Principal Investigator

馬場 康宏  東京成徳短期大学, 幼児教育科, 講師 (80341907)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大即 洋子  清和大学, 法学部, 講師 (20406789)
坂東 宏和  福岡工業大学, 工学部, 講師 (50369039)
Keywords幼稚園教育 / 教育の情報化 / ペンインターフェース / 大画面ディスプレイ / タッチパネル
Research Abstract

本研究は、従来から行ってきた保育現場におけるPC活用に関する調査や幼児用ソフトウェアの評価に基づき、さらに幼児が扱いやすく楽しく遊べるソフトウェアを実現すること、および、ペン入力デバイスを活用した教員用ソフトウェアを作成し幼稚園の情報化を推進することを目的として実施した。
平成16年度は、幼児におけるパソコンを独占的に使用することの問題や入力機器の問題を解決するために、タッチパネル付プラズマディスプレイを利用した幼児用ソフトウェアの設計・試作・試用・観察を行った。最初に、幼稚園の先生からの意見や過去の観察から分かった問題点を検討し、設計指針の提案をした。そして、これらの設計指針に基づき、ジャンケンを題材としたジャンケンゲーム、教室内のお片付けを題材としたお片付けゲーム、記憶力の育成を目的とした大砲ゲームを試作した。次に、試作したソフトウェアを実際の幼稚園の保育の時間に試用して頂き、提案した設計指針の有用性を確認した。また、教員用ソフトウェアとして手書き文字の電子メールを送受信できるソフトウェアを試作するために、幼児教育関係者らにペン入力タブレットを用いて既存の手書き電子メールを使用して頂き、幼稚園での電子メール利用の現状や使用感等に関するアンケートを行った。その結果、現時点では幼稚園教員間ではあまり電子メールを使用していないが、キーボードとペン入力タブレットを併用した環境で容易に利用できる電子メールがあれば今後利用したいなどの意見が得られた。
平成17年度は、平成16年度に行った観察結果を基に幼稚園の先生らと問題点を検討し、試作したソフトウェアの改良を行った。また、手書き電子メールに関するアンケート結果を基に、幼稚園の先生に適した手書き電子メールの設計を行った。
今後は改良した幼児用ソフトウェアの試用・観察を長期的に行うとともに、教員用手書き電子メールの試作・使用を行っていく予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2005

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 幼稚園における遊具としてのコンピュータ利用の試み2005

    • Author(s)
      大即 洋子
    • Journal Title

      情報処理学会研究報告 2005-CE-79 2005・36

      Pages: 9-16

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 幼稚園における遊具としてのコンピュータ利用の試み2005

    • Author(s)
      大即 洋子
    • Journal Title

      情報教育シンポジウム論文集 2005・8

      Pages: 99-106

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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