2004 Fiscal Year Annual Research Report
学習指導要領の改訂に伴う中学校・高等学校英語検定教科書語彙の変化に関する研究
Project/Area Number |
16520344
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
三浦 省五 広島大学, 外国語教育研究センター, 教授 (40033576)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 啓朗 広島大学, 外国語教育研究センター, 助教授 (10335698)
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Keywords | 教科書 / 英語科 / 語彙 |
Research Abstract |
中学校検定教科書の,旧学習指導要領(平成元年改訂)における教科書と,および新学習指導要領(平成10年改訂)における教科書と教師用指導書のすべてを収集した。また,高等学校検定教科書の,旧学習指導要領(平成元年改訂)における教科書と新学習指導要領(平成10年改訂)における英語I・英語II等の教科書と教師用指導書を収集した。これらの資料を基に,電子化を行い,語彙リストを作成した。 また,コーパス言語学の知見を応用し,コンピュータによる出現語彙の頻度分析の方法を検討し,中学校の英語教科書に現れる語彙に関して分析を行った。 その成果の一部を,日本教科教育学会第30回全国(山口)大会(平成16年10月30日,山口大学)にて「中学校英語検定教科書使用語彙の研究:使用語彙の量的比較」,中国四国教育学会(平成16年11月27日,鳴門教育大学)にて「中学校用英語教科書の語彙分析」として口頭発表した。質疑応答などを経て,更なる分析への視差を得ることができた。 中学校の教科書は,旧指導要領における"Columbus""Everyday""New Crown""New Horizon""One World""Sunshine""Total English"と,新指導要領における"Columbus 21""New Crown""New Horizon""One World""Sunshine""Total Active""Total English"の特徴を精査した。言語活動を重視するという流れの中で,従来型の「本文」「練習問題」「まとめ」というような区切りが薄れ,進出語彙がさまざまな場面で導入されるという特徴や,総語彙数の低下などが数量的に明らかとなった。
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Research Products
(1 results)