2005 Fiscal Year Annual Research Report
英国の内水面遊漁制度における魚類および環境資源の保全機能とその経済的基盤について
Project/Area Number |
16530162
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
大森 正之 明治大学, 政治経済学部, 助教授 (40267860)
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Keywords | 内水面 / 遊漁 / 英国 / 水質保全 / 生物多様性 |
Research Abstract |
1.文献研究の概要:著作物としてはTony Pitcher et al.(2002) Recreational FisheriesとPhil Hickley ed. (1998) Recreational Fisheriesを入手・読了。資料としてはDepartment of the Environmentの年次報告(1991-1997),農業・漁業・食料省およびウェールズ国民議会の「鮭・淡水漁業レビュー」とそれに対する政府答弁書を入手・読了。第二次大戦後の水質汚染関連文献Kampster J.W. (1948) Our River、読書中。 2.作業:次の図表を以上の著作・資料より作成。表1英国内水面漁業・遊漁制度の形成と展開、表2現行の英国内水面漁業・遊漁制度に関する法的および制度的枠組み、表3サケ淡水漁業法1975以降の追加的法律、命令および規則、表4国家河川管理局の収支構造、表5英国内のロッド・ライセンスの発行数と売上高、図1英国に於ける漁業・遊漁利害関係者の生態学的・経済的・制度的な相互関連図。 3.学会中間報告準備:漁業経済学会第53回大会(06年5月)一般報告会にて「英国内水面漁業・遊漁制度の概要とその魚類資源および生息環境保全機能」を報告(予定)。報告要旨やレジュメ報告時図表などを作成。 4.中間報告をふまえた論文作成準備。さらに来年度報告予定,「1988年の英国内水面漁業・遊漁制度の見直しと政府の対応」について、図表などを作成準備。 5.追加図書・資料の収集準備。 6.英文論文作成準備(上記2の図表を英訳)
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