2004 Fiscal Year Annual Research Report
学校内組識を活かした軽度発達障害教育への実証的研究
Project/Area Number |
16530636
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Research Institution | The National Institute of Special Education |
Principal Investigator |
廣瀬 由美子 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育支援研究部, 総括主任研究官 (90321596)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
東條 吉邦 茨城大学, 教育学部, 教授 (00132720)
斉藤 宇開 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育支援研究部, 研究員 (20360745)
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Keywords | 特別支援教育 / 生徒指導主事 / 養護教諭 / 校内支援体制 / 軽度発達障害教育 |
Research Abstract |
<研究協力者会議開催> 研究分担者及び協力者会議を開催し,研究の趣旨や概要等を説明するとともに,生徒指導主事と養護教諭を対象にした調査内容とを検討した。 <実態調査学校組織における校内委員会等の支援体制の構築や活動に関する実態調査(生徒指導担当教諭および養護教諭を対象)> 実態調査として,茨城県・千葉県・埼玉県内の小中学校293校の生徒指導主事および養護教諭を対象に,I基本情報について((1)校内委員会設置状況やメンバー・(2)特別支援教育コーディネーター),II国の施策的な情報について((1)文部科学省等から出された各報告書に関する情報・(2)文部科学省が進めているモデル事業等に関する情報),III LD・ADHD・高機能自閉症等について((1)障害特性等の理解・(2)対応方法・(3)非行や不登校と軽度発達障害との関連・(4)連携機関・(5)必要とする支援内容)の調査を実施した。 その結果,209校(回収率71%)の生徒指導主事および養護教諭415名から回答を得ることができた。結果の整理と共に分析内容をまとめ,協力校に報告するとともに,平成17年度日本LD学会において発表する予定である。
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Research Products
(2 results)