2004 Fiscal Year Annual Research Report
北部及び南部北上帯堆積性炭酸塩の酸素同位体比を二次的に改変させた地質事件の特定
Project/Area Number |
16540415
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
森清 寿郎 信州大学, 理学部, 教授 (90115379)
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Keywords | 酸素同位体 / 南部北上帯 / 同位体再平衡 / 炭酸塩 |
Research Abstract |
(1)南部北上帯登米層に産する続成起源炭酸塩岩の炭素,・酸素・硫黄同位体比を総括し、JMPS誌に投稿した。また、登米層燐酸塩岩の燐の起源について考察し、信州大学理学部紀要に投稿し、公刊された。 (2)長らく稼動していなかったMAT250質量分析計に新しいターボポンプを導入し、炭素・酸素同位体比測定を可能にさせた。 (3)炭酸塩岩の酸素同位体比が再平衡している地質体の分布を調べるため、大阪府貝塚市近傍の白亜紀和泉層群の地質調査と続成起源炭酸塩岩の採取をおこなった。
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Research Products
(4 results)