2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16591883
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
吉野 教夫 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (70220704)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 伸 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (70323699)
大林 尚人 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 講師 (40176988)
鉄村 明美 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 助手 (90323691)
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Keywords | フッ素 / MRI / 糖代謝 / 放射線治療 |
Research Abstract |
悪性腫瘍の放射線治療に際して、治療開始前に腫瘍の放射線感受性を予測できれば、加速照射、過分割照射などの適切な分割照射法をより合理的に適応選択できるようになり、治療成績の向上が期待できる。MRIによって腫瘍の放射線感受性が評価できれば、非侵襲的に腫瘍全体の放射線反応を予測することが可能になるものと考えられえる。 本研究では、フッ素核(^<19>F)に注目し、細胞の機能に関連する^<19>F化合物の生体内挙動を画像化できれば細胞機能が評価可能となると考えた。今年度は、下記の研究を行った。 フッ素核MRI用ファントムの作成 ^<19>FのMR信号を採取しMR画像を得るためには、さまざまなパルスシーケンスを検討する必要がある。そのための基準ファントムを作成した。0.2mM、2mM、20mM、200mM濃度のフロロ-2-D-デオキシグルコース(FDG)、フロロミソニダゾール、5-フロロデオキシウリジンをそれぞれポリエチレンチューブに注入した後、磁化率アーチファクトを軽減するために、それらチューブを歯科用アルジネート印象材で包埋した。 フッ素核MRI撮像法の確立 ^<19>F・MR信号採取のためのラット用プローブコイルを作成した。プローブコイルは、当初の予定では目的核種の^<19>Fとシミング用^1Hのダブルチューニングプローブであったが、技術的な問題から、目的核種の^<19>Fのみとした。現在、フッ素核用ファントムを用いて、スピンエコー法、グラジエントエコー法などのパルスシーケンスの最適化を検討している。
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