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2004 Fiscal Year Annual Research Report

虐待事例対応にみる行政保健師のアドボカシー(権利擁護)に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16592194
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

齋藤 泰子  群馬大学, 医学部, 教授 (50248861)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 沼田 加代  群馬大学, 医学部, 助手 (40344931)
中山 かおり  群馬大学, 医学部, 助手 (90369372)
Keywordsアドボカシー / 保健師 / 概念分析 / 地域看護
Research Abstract

アドボカシーという概念が日本に紹介されて久しい。しかし、保健・医療・福祉・法律の分野において様々な使われ方がなされ、定義についても定まっていない現状がある。
本研究の最終目的は、虐待事例に対する保健師のアドボカシー機能をその実態から明らかとし、保健師アドボカシーの概念構造や機能を構造化した保健師活動モデルを構築することである。
研究初年度にあたる今年は、研究1として、欧米で使われているアドボカシーの概念を我が国の保健師活動の実践の概念枠組みとして理論化の検討に活かすことを目的に、海外文献のアドボカシー用語の概念分析を行った。分析の方法は、Rodgersのアプローチを基本として質的に分析を行った。欧米のそして看護学領域を中心とした学問領域におけるアドボカシーの使用をみるため、CINAHLの検索システムで文献検索を行った。検索できるすべての年代1982年から2004年8月までで、1,117論文が検索された。定義や用語の使われ方については、最近10年間の論文の中から、保健・看護・社会福祉関連の論文を抽出し分析した。用語の使われ方の属性として、<自分を表現できない(声をだせない)患者のアドボカシー><自分を表現できない(声をだせない)特殊集団のアドボカシー><健康の>アドボカシー><専門職能団体のアドボカシー>に大別された。Rodgersの概念分析のコーディングシートを用いて定義や先行要件、その結果何が起こっているのか等について分析した。
研究2として、保健師関連雑誌に掲載された活動事例の執筆者に、アドボカシー機能に関するインタビューを行った。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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