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2005 Fiscal Year Annual Research Report

地域診断手法としてのPhotovoiceの応用

Research Project

Project/Area Number 16592204
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

波多野 浩道  鹿児島大学, 医学部, 教授 (50164851)

KeywordsPhotovoice / 地域診断 / Community Meeting / Windshield Survey / アクションリサーチ
Research Abstract

本研究での、本年度の研究目的は、より多くの人々を巻き込む方法を模索しつつ、Photovoiceを他の質的な地域診断手法と組み合せて用いることで、Photovoiceの信頼性・妥当性を検討し、手法としての応用可能性をアクションリサーチにより明らかにすることである。
1)昨年度収集されたPhotovoiceをCommunity Meetingで用い、多種多様な人々の参加で、様々な視点から論議することによって、結果の信頼性を検証する。
2)Windshield SurveyとPhotovoiceを、どのように組み合わせれば、地域診断がどのように深化するかを検討する。Windshield Surveyの手法としての有用性の検討でもある。
課題1については、一部課題に取り組みつつある段階へとPhotovoiceの取り組みが影響したと考えられる1集落、及び新たに加えた3集落の合同での取り組みで検討した。
課題2については、新たに加えた3集落での検討が可能であった。データ収集方法は平成16年度と同様である。
課題1については、家庭学級、老人クラブ、公民館講座にて、多様な人々が参加したいわゆるCommunity Meetingを、昨年度収集したPhotovoiceを用いて行なったところ、当事者から得られた結果の再現性がみられ、更に一部課題については認識の深化が見られた。さらに、アクションリサーチを実施する過程で、集落を超えたPhotovoiceの交流を提案し、交流を実施した。集落を超えた課題の共有化が可能であることがわかった。
課題2については、3集落でのPhotovoiceを用いたWindshield Surveyを、住民のPhotovoiceでのグループ討議と比較することにより、妥当性が一部実証された。ただし、今回は地域担当の保健師の地域診断との比較はできなかった。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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