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2004 Fiscal Year Annual Research Report

空間芸術と情報技術を融合した新たな都市空間の研究 -劇場的道空間の創出-

Research Project

Project/Area Number 16602003
Research InstitutionTokyo National University of Fine Arts and Music

Principal Investigator

北川原 温  東京芸術大学, 美術学部, 教授 (00334483)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 原島 博  東京大学, 情報学環, 教授 (60011201)
廣瀬 通孝  東京大学, 先端科学技術センター, 教授 (40156716)
川俣 正  東京芸術大学, 美術学部, 教授 (50313309)
熊倉 純子  東京芸術大学, 美術学部, 助教授 (50345352)
Keywords空間芸術 / 表象芸術 / 都市空間 / 道 / 道空間 / カオスの縁 / コミュニケーション空間 / 情報空間
Research Abstract

本研究は、1)アートを基盤とした新しいインフラストラクチャーの構築、2)情報技術を活かしたコミュニケーション空間の創出、3)人にインタラクションを生み出すイメージアビリティの高い空間構造の検証、の3つの視点から、高度なコミュニケーションを誘発する新しい都市空間(「Heuristic Space」)について、「道」空間を主題に実験的に創り出すことを目的としている。本年度は、2箇年にわたる研究期間の初年度であり、次の成果を得た。
(1)「道」の再定義と、イメージの編集
人体・動植物・光・地形・気象・記号・遊び・スポーツ・祭り・絵画・音楽・数学、様々な事象の中に見られる「道」的要素のグラフィックイメージを収集した。また、「道」の語源から『ミチ=高度に意識化される場所性・方向性』と位置づけた。広義の「ミチ」について、さらにグラフィックイメージを集め、ランダムに配置したコラージュを編集した。
(2)新たな空間構造の手掛かりとなる形態コードの検証
前述のコラージュの中から、人目を惹く形態的特徴を検証した。秩序とカオスの狭間に位置する様相(「カオスの縁」)に参加者の関心が集まる結果を得る。
(3)「カオスの縁」の創作実験
ランダムウォーク・2次元オートマトンなどプログラミングに基づくグラフィック、様々な素材(ポーラスな面材・折り畳まれた面材・凹凸のある立体・線材)を用いた模型、フィールドワークによる実風景のコラージュおよびサウンドコラージュにより、「カオスの縁」的様相を有する「Heuristic Space」のモデル化を行った。
(4)フィールドワークのスタディ
現在、(3)で得た空間モデルを、実際の都市空間でつくりだす創作手法を検討している。
なお本研究は、創造的な協同研究という特徴を活かすため、ヴィジュアル表現を用いた研究過程を辿っている。そこで研究の中間段階のまとめとして、イメージブックを製作した。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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